2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
今月はコロナも落ち着き、気候も良く、とても気持ちのいい日々が続いた。 義経千本桜の通し、歌舞伎座、平成中村座、御園座ともに休演になることもなく、初日から千穐楽まで通せたこと、本当によかった。 もうそれに尽きる。 ただちょっとここのところ増えて…
コロナで延長となっていた十三代目市川團十郎白猿・八代目市川新之助襲名。 2022年11月7日(月)よりいよいよ襲名興行がはじまります。 いよいよですね。滞りなくすみ、歌舞伎界全体が盛り上がることを祈念いたします。 市川團十郎襲名に関してはこちら! al…
第5回となった「Ginza楽学倶楽部特別講座 作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ」。今回は場所も変え、銀座キャピタルホテルで10月16日(日)に開催となりました。 銀座キャピタルホテル茜 黙阿弥の生きた時代とは 三人吉三廓初買 明治年間東日記 …
お釜を見た後は、車でさらにその先へ。ダムの噴水を観ると友達がいうので、「ダム?噴水?いや別にもう特にほかに寄らなくてもよいよ~」と言ったのですが、「いや時間的に見られるかどうかもわからないし、ごにょごにょ」というので、ますます「?」となっ…
2日目。前日は素泊まりの宿だったので、朝食は外に出ます。安くておいしいモーニングを出してくれるというところに案内してもらいました。 シベールズカフェ。 パン屋さんがカフェもやっていて、おいしいパンを選んでサラダやスープのセットを各自頼みました…
10月24日から26日まで山形に旅行に行ってきました。 国立劇場、平成中村座、歌舞伎座の千穐楽前の盛り上がりに参加できなくて残念だったのですが、旅行もとても楽しかったのでチラリとご紹介いたします。歌舞伎とは一切関係ないブログになります! 高校の時…
文楽は、人形と義太夫と三味線の三位一体で演じられる素晴らしい芸能ですが、義太夫と三味線をガン見したい私としては、素浄瑠璃の会、見逃せません。 10月22日に、初代国立劇場における「文楽素浄瑠璃の会」の締めくくりとなる会に行き、誠に気合のこもった…
「劇評」第7号が出たと聞き、歌舞伎座3部を観るついでに早速買ってきました。 7号は9月に歌舞伎座を始め各地で上演された歌舞伎他の劇評やコラムが掲載されています。9月の歌舞伎座と言えば秀山祭でしたから、これはもう私にとっては読みごたえたっぷりの充…
「紅葉狩」は、昨年12月の歌舞伎座、今年7月の国立劇場での鑑賞教室でも上演されましたね。歌舞伎らしさが味わえるので、誰にでもおススメです。 また、紅葉狩を出すなら、やっぱり12月より7月より10月がいいですね! あらすじ 少しずつ違うそれぞれの「紅葉…
9月30日に聞いた講談の「荒川十太夫」。歌舞伎の荒川十太夫は6日と10日に観てきました! 9月30日の特撰講談会についてはこちら! munakatayoko.hatenablog.com あらすじ 見どころ ★人として正しいこと。相手を思いやるということ ★演出のうまさ ★照明・舞台…
昨日は、10月歌舞伎座1部と2部に行ってきました。その後久々にしらたまやに行きましたので、大変幸せな一日となりました。 「1部と2部に行ってきました」「私もです」「国立はまだ行ってませんが、どうでしたか」「中村座は…」「襲名は…」 と話題は尽き…
一昨日は、昭和女子大学人見講堂でおこなわれた、立川志の輔一門・ふきよせの会に行ってきた。 抽選でやっと取れた席は2階の隅っこ。あーあ。と思ったけど、通路の後ろだし、傾斜のある会場でよく見えて(トイレも近くて)よかった♪ 志の輔は、2020年に「大忠…
私は仮名手本忠臣蔵が大好きで、中でも七段目は特別好き。五、六段目から打って変わってパッと明るくなる華やかな舞台に目が覚めるよう。 昨年の七段目 今回の七段目 仁左衛門の由良之助、雀右衛門のおかる 吉右衛門はどう演じたか 平右衛門 昨年の七段目 去…
寺子屋の話題続きます。 寺子屋の松王丸の衣裳についてです。 日替わりの源蔵と松王丸、松緑と幸四郎の演じ分けが話題になっていましたが、松王丸の衣裳は2人とも同じ黒地に「雪持ちの松」でした。ずっしりと重い思いを胸に抱えている松王丸を表現するため…
▲お鼻が光ってしまってごめんなさい! 10月になってしまいましたが、秀山祭レポ続きです。 奇数日 松王丸 松緑 源蔵 幸四郎 偶数日 松王丸 幸四郎 源蔵 松緑 ということで話題になった秀山祭の「寺子屋」 ちなみに幸四郎、松緑いずれも七代目松本幸四郎のひ…
10月の国立劇場は、ありがたや「義経千本桜」の通し上演。2020年3月に国立劇場小劇場で上演予定だったのですが、コロナですべて中止となりました。いわばそのリベンジ公演!今度こそは最後まで上演できるよう祈ります! 【Aプロ二段目】 ・鳥居前 ・渡海屋 …
義経千本桜の三段目です。 世話物風で、主人公はいがみの権太です。 知盛の息子維盛をかくまう権太の父弥左衛門は、どうやって維盛を守るのか。そして不良息子権太との決着はどうつけるのか。 椎の木の場はカットされることも多いのですが、仁左衛門が上演す…
歌舞伎座での感染対策緩和 国立劇場の感染対策緩和 回りへの配慮は引き続き! 歌舞伎座での感染対策緩和 歌舞伎座では10月より、客席内およびロビーでの食事が、黙食ではありますが、一部可能になりました。 一部に飲食不可エリアがあります。飲食したくない…
10月歌舞伎座の演目ご紹介です! 気づいてみると、10月はすべて新歌舞伎なんですね。古典、時代物なし。そうですか…。 1部 派手に楽しんだ後は、しんみりと人情に触れる11:00~ 13:43 ・鬼揃紅葉狩 11:00~ 12:10 ・荒川十太夫 12:40~13:43 2部 コ…
9月30日。千駄ヶ谷の国立能楽堂にて宗家藤間流藤間会の名披露目舞踊公演が行われると聞き、行ってきました。 能楽堂の清らかな「気」に圧倒される思い。 ちょっと暗くて残念なのですが、門も美しかったです。 ちょうど三日月が出ていて、荘厳な雰囲気でした…