2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「義経千本桜」という全5段の長ーいお話のうちの4段目。とっても人気のある作品であるのは、内容の面白さ、早替わりやスピード感のある演出、美しさなどの見どころが多い故。 誰でも楽しめると思いますよ。 とはいえ、予習しておいた方がよりわかると思いま…
2020年10月歌舞伎座も無事、千穐楽を迎えました。 お疲れ様でした。つつがなく終えたこと、おめでとうございます。 役者さんたちも、楽屋の行き来もなくということは先輩方や久しぶりのご同輩がいても、ご挨拶もできず、お話もできず、やりにくいでしょうね…
いきなりですが、常盤御前って知っていますか? 若い人は知らないのかな。常盤御前は、源義経のお母さんです。 私などは子供のころ、さんざん絵本で「よしつねとべんけい」のお話などは読んでいましたから、平家に追われて、雪の中、今若丸と乙若丸を従えて…
昨日は志の輔落語に行ってきた。 TBS赤坂ACTシアターでの志の輔落語は、今年で12回目だそうで、私は初めてだったが、とてもよかった。幕間をはさんで2時間半。 演目は4年目からはずっと同じだそうだ。第一部が大忠臣蔵~仮名手本忠臣蔵のすべて。第2部が落語…
すでにこのブログでは紹介していましたが、2020年10月国立劇場のものを観たならば、あんまりよかったものだから、また書いておく。観方もちょっと変わりました。 あらすじと見どころについては、こちらに。 http://munakatayoko.hatenablog.com/entry/2017/0…
今月は、東京では歌舞伎座のほか、国立劇場でも歌舞伎がかかります。 国立劇場と歌舞伎座との歌舞伎って何が違うの? コロナ禍での対応の違いも、合わせて見てみましょう。 上演スケジュールの違い チケットを思わず2度見! するほど安い国立劇場 コロナ禍で…
さて、4部は玉三郎の口上と楊貴妃でした。 先月の口上では、舞台裏に私たち観客を案内してくれた玉様。今月は何をしてくれるのだろう。いやがおうにも期待が高まる観客席です。 口上 すっぽんから下がって、舞台裏を案内 「どうぞお入りください。恥ずかしい…
平成22(2010)年以降でも、この10月で10回目の石切梶原。大体毎年、日本のどこかの劇場でかかっている人気のお芝居なんですね。 今年はコロナ禍で4部制の中の1部として選ばれたのも、現状をスパーっと一刀両断!玉も飛び散る刀の光で打破!みたいな気持ちが…
2020年10月歌舞伎座の1部の演目「銘作左小刀 京人形」(めいさくひだりこがたな きょうにんぎょう) 初めて歌舞伎を見る方に絶賛おススメです。その理由は4点。 わかりやすい。美しい。ユーモラス。ユニークな立ち回り。 では、あらすじを追いつつ順に説明し…
今日は10月歌舞伎座の初日でした。 1部「京人形」で七之助の京人形っぷりを堪能したあと、2部までに時間があるのでランチタイムを取りました。 今日は、喫茶室檜に行きました。 本日よりのニューメニュー「熟成ローストビーフバーガー」が気になったためです…