2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧
ベストテンを考えていたら、珍プレーを思い出しました。 いろいろな珍プレーがありましたが、一番は9月の秀山祭での『土蜘』での出来事。 『土蜘』で僧智籌 が出てくるところは、かなり不気味です。通常、花道から人が登場するときは大概揚幕がシャリーンと…
やっぱりテンでは収まりませんでした(;^_^A 印象に残ったのは13.ほかにもいっぱいありましたが泣く泣く落としました。 片寄っていると思いますが、個人の趣味なのでご容赦ください。 2月 船弁慶 鷹之資 3月 一條大蔵譚 曲舞 又五郎(国立劇場) 4月 与話情…
今月の歌舞伎座はどれもよかったのですが、演目自体だけではなく、演目の構成がバラエティに富んでてとても良かったと思います。 革命的新作歌舞伎『超歌舞伎』には、小学生、若い子、お年寄り、老若男女というだけではなく、幅広い趣味(?)の層が集まって…
千穐楽も終わり、最後の仕事も終わって年末モードに入りました。 大掃除とおせち。 私、毎年おせちは頑張って作っているんですが、なんというかおせち作りって、人生を感じるんですよねえ。。。 毎年うまくいっているから「えっへん。これはもうバッチリ!」…
気になるお菓子。気になるけど、ちょっと手が出なくて食べたことない。 そんなお菓子ありませんか? 私にとって切腹最中もそんなお菓子の一つでした。 忠臣蔵大好きだから、切腹というネーミングは気にならない。むしろそそられる。 でも、このどっちりとし…
泉鏡花と『天守物語』 玉三郎 亀姫 異形の人。偉業の人 七之助 富姫 受け継ぐ人。やり抜く人 すっぽんの使い方 はてしなく広がる空と天空から見下ろす視線で空間無限大 青獅子 観劇終えて。 おまけ ちょっとしたハプニング 泉鏡花と『天守物語』 泉鏡花原作…
▲2022年のお正月の画像です 昼の部 めでたく、人情味もあって、初笑いも。11:00~15:15頃 当辰歳歌舞伎賑 荒川十太夫 江戸みやげ~狐狸狐狸ばなし(こりこりばなし) 夜の部 華やかに。晴れやかに。新春を愛でる 16:00~19:40頃 鶴亀 寿曽我対面 息子 京…
あらすじ 今回の爪王。原作を読みながら ★余裕で鷹をいたぶる狐が憎い ★最後の鷹匠のプライドが勝利を呼ぶ ★雪舞う平原に、空高く舞う鷹が見えた 平成22年の爪王との違い ★老いた鷹匠 ★わかりやすく誇張した部分も なんの説明もいらないので、とにかく観てほ…
「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ」 第9回の詳細です。 2023年6月より「近松門左衛門」をテーマにした3回シリーズ。いよいよ最終回の詳細です。 3回目は「近松門左衛門」シリーズの集大成として、木ノ下さんが近松について「世話物」を中心…
やゑ亮健闘 巳之助の思い 立師・坂東八重之助『影の名優』 『岡崎猫』は45分ほどですが、もとは長いお話の中の一部分です。そのお話というのは長く上演の途絶えていた鶴屋南北原作の『獨道中五十三驛』。先ごろ亡くなった市川猿翁が1981年に復活させました。…
昨日は、3部を観たあとしらたまやに行ってきました。 久しぶりに女将とのおしゃべり、おいしいお食事、楽しかった~。 わたしの好きなお豆。 今月の歌舞伎座の演目にちなんだメニューが、じわりと感動を呼び覚ましてくれます。 俵星玄蕃にちなんで、おいし…
昨日のツアーの参加者の方から嬉しい感想が届きました。 「歌舞伎は筋もわかるし、コミカルな面も!大衆の娯楽だった」 「歌舞伎は敷居が高いというイメージは払拭されました」 昨日の様子はこちら→ munakatayoko.hatenablog.com 「歌舞伎は筋もわかるし、コ…
今日は一幕見ツアーを開催しました。 今日ご案内をしたのはお二人。いずれも歌舞伎は初めてです。 4階の幕見席に上がると「歌舞伎座って広いんですね!」 岡崎猫を観終わった後は、「あっという間だった!」 「もっとわからないかと思ったけれどもセリフも…
16日に渋谷セルリアンタワーでおこなわれた「逸青会」に行ってきました。 15回目となる今回も盛況で、私はチケットを取りそこなって「しまった!」と思っていたところ、東京の最後の公演のあとで追加公演が行われることになり、滑り込みで行くことができまし…
12月は、新橋演舞場で『流白浪燦星』が上演されています。 先日の「笑ってコラえて」見ましたか? 見逃しはこちら! tver.jpとても構成がよくて、歌舞伎の「こんなところ気になる」「これどうなっているの」がたっぷり紹介されていましたね! さて、その中で…
能楽堂で、15日に能・宝生流の『七人猩々』を観た。 12日には歌舞伎座で『猩々』を観ている。 能は、狂言の『六地蔵』とともに、「演出の様々な形」という企画の一環で、11月と同じ演目で演出が流派によって違うもの。『猩々』は、今月歌舞伎座でもかかって…
先日、盛況のうちにおわった「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ」第8回ですが、次回の日程と場所が決まりましたので、速報でお送りします。 「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ」第9回 ■日にち:3月11日(月)18:30~20:30 ■…
昨日は討ち入りの日でした。 討ち入りと言えば、忠臣蔵。浅野内匠頭が無念の切腹をしてその後大石内蔵助以下47士の赤穂浪人たちが吉良上野介の屋敷に討ち入り、主君の仇を取ったという日です。もちろん旧暦なので今のカレンダーで言いますと、12月14日という…
コロナが明けて、歌舞伎座でも一幕見が再開しました。当日売りだけだった一幕見ですが、コロナ明け以降は、前日からネットで予約ができます。 当日売りもあるので、便利になりました。 ここから予約できますhttps://www.e-tix.jp/shochiku_makumi/詳しい説明…
国立劇場がいったん閉場したため(怒)、文楽公演はこれからあちこちでやることとなります。それがいい意味で活性化につながるとよいですね。(至芸員さんたちは大変だけど) 盆も近く、真下の席は迫力ありそう! さて、そういうわけで昨日初めてのシアター1…