気になるお菓子。気になるけど、ちょっと手が出なくて食べたことない。
そんなお菓子ありませんか?
私にとって切腹最中もそんなお菓子の一つでした。
忠臣蔵大好きだから、切腹というネーミングは気にならない。むしろそそられる。
でも、このどっちりとしたあんこは、どうだ。そのまま私のお腹周りにびっしりとついて、切腹もできない腹にますます育ちそうではないか。
その上あんこが甘かったら、これだけボリューミーだから、ちょっとヘビーかも。
そう思って手がでなかった。
そしたら同じことを考えている人はいるもので、Twitterで、(もうどなたかわからなくなっちゃったけど)、切腹最中、カロリー低いし、食べたら美味しかった!というつぶやきを見た!
あら、そうなの?
というわけで討ち入りからほど近い観劇の日に、早速買ってみた。討ち入りの12月だし。
ホントダッタ!
カロリー167Kcal
それなら、おにぎりは?
176Kcal
同じようなものではないか。
幕間にちょっとお腹がならない程度に食すには良いのでは。
2個入りで650円というのは、若干高い印象だ。
しかし、買ってみよう。討ち入りだし。
開けてみると意外と小さくて、食べられそうな感じ。
食べてみると、カショっと最中の薄いような皮がはらりと崩れて、なかのあんこは甘すぎず絶妙なバランス。
いいぞいいぞ。おいしいぞ。
改めて品書を読んでみると、当時義士が預けられた家の一つ、田村右京大夫屋敷跡にある和菓子屋さんだそうで「忠臣蔵」への思いを込めて作ったお菓子とのこと。
また観劇のお供に買いたいと思った。
その菓子の
甘き香りに誘われて
思いを馳せる四十七士に