4月歌舞伎座昼夜。
パスポートで複数回見られて理解が深まったことが何よりうれしいし、特に「夏祭」が良かった。
昼の部の感想
「引き窓」
『七福神』
『夏祭浪花鑑』
夜の部感想
夜の部は、感想を書いていないが玉三郎と仁左衛門の世界にどっぷり2演目と、「四季」という群舞を見せる。さすがのにざたまで、幕が開く前から観客席のワクワク感の圧がものすごい。
後で感想を書こう。
どういうわけか、夜の部の終演時間は7時半。幕間だけはたっぷりあり、幕間時間を抜かした正味がなんとたったの2時間だった。さすがに短い。3部制のときと同じくらいのボリューム感で、これでこの値段はどうかなあ?いったいどういう経緯でこうなったのだろう、いろいろな大人の事情があったのだろうとは思うけれども。
短時間は物足りない部分もあるけれど、メリットがないわけでもない。先月はずっしり重くて、私は昼夜通しはできなかったのだけれど、今月はできたし。でも役者はずいぶんたくさん出ているので、なんとももったいないという気持ちは否めない。
狂言・能
『吉野静』は撃沈。
『鎌腹』と『土蜘蛛』
落語
五街道雲助一門会
花形演芸会
感想をかけていないが、印象に残ったのは、やはりレギュラー陣とゲスト。
安定している柳枝の『品川心中』、歌舞伎ファンならみんな好きな演目『中村仲蔵』を話したはな平。一番好みなのは『粗忽の釘』を話した瀧川鯉昇。このゆっくりとした「間」がいいんですよ。大切なんですよ。
一幕見ツアー
一幕見ツアーでお客様をご案内もでき、よかった。一人でも「なーんだ。歌舞伎って手軽に楽しめる娯楽じゃん!」って思ってくれればうれしい。『夏祭』なんて1800円で観られますからねえ。生で観られるわけですから、これほどコスパのよい娯楽もないのではないかと思うくらいです。
来月は「團菊祭」。新緑のエネルギーが満ち溢れるこの季節の「團菊祭」にはいつもパワーをいただきます。今年も大いに楽しみです。
このほか、新宿ミラノ座の中村屋の公演、文楽、落語などを予定。
体調を整え、上手に楽しみたい。