本日は、一幕見ツアー。
歌舞伎座の周りやチケットの取り方など、本日見る演目の説明などをしてから観劇しました。『夏祭浪花鑑』4階から見るとどうかなあと少し心配していたのですが、その心配はまったくの杞憂に終わりました。
愛之助のよくとおる声でセリフも問題なく聞き取れましたし、大きな動き、全体が絵のような構図で美しく、この芝居本当によくできていると改めて感じ入りました。
声が良く聞こえるといえば、米吉お梶、菊之助徳兵衛、そして市松秀乃介くんも。とてもよく通る声でしっかりセリフも4階まで届きましたよ~。
立ち廻りも見得も美しかった。しいて言えば、長町裏の場で背景を通っていく祭の提灯が下2段くらいしか見えなかったのが残念なくらいかな。
オペラグラスはあった方がいいけれど、私はなくても問題なしでした。
今日のお客様は、歌舞伎が初めての方と2回目の方。オペラグラスを食い入るように見て、大変面白かったという感想をいただきました。
「テレビでみる役者さんと全然違う」と驚いていました。愛之助のことだと思いますが、テレビでみる芝居と本物の舞台で見るのとでは全然違うという意味だったかもしれません。
本当にそうですよね。テレビではわからない迫力が舞台にはあります。
ちなみに本日見た『夏祭浪花鑑』は、一幕見ですと1800円で観ることができます。
一幕見ではなく、昼の部全部とか夜の部全部とか観たいと言う人もいるでしょう。
夜の部はすでに売り切れですが昼の部は、まだ席があります。こちらで買えます。
夜の部は売り切れと言っても、一幕見は前日12時からネットで売り出し。当日売りもありますので、まだ買えます。
一幕見チケットはこちらから
4月の歌舞伎座もあとわずか。26日までです。
ぜひ多くの方に体験していただきたいです。