「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今月の振り返り

4月歌舞伎座昼夜。 パスポートで複数回見られて理解が深まったことが何よりうれしいし、特に「夏祭」が良かった。 昼の部の感想 「引き窓」 munakatayoko.hatenablog.com 『七福神』 munakatayoko.hatenablog.com 『夏祭浪花鑑』 munakatayoko.hatenablog.co…

おおらかで楽しい『毛抜』あらすじ・みどころ

時代物ではあるけれど、誰でも楽しめるおおらかな演目です。 四世左團次追善狂言として 簡単なあらすじ 登場人物 詳しいあらすじ 喧嘩勃発の幕開き 粂寺弾正登場 錦の前の病気とは!? にせ万兵衛をトンチを利かせてやっつける みどころ ●子どもも楽しめる謎…

『伽羅先代萩』~奥殿・床下~がっつり時代物を楽しむ~あらすじとみどころ

江戸時代に実際に起きた伊達藩のお家騒動に着想を得て、舞台を室町時代の足利家に移して作られた作品です。時代ものなので、あらかじめ筋は押さえておきましょう! 長いお話の中の「御殿」と「床下」が良く上演されますが、今回もそうです。 『伽羅先代萩』…

心洗われる『双蝶々曲輪日記』~引窓 盤石の布陣 感想レポ

『引窓』は、1749(寛延2)年 人形浄瑠璃として大阪竹本座初演。歌舞伎は同年8月京布袋屋梅之丞座で初演された。 作者 竹田出雲、三好松洛、並木千柳。 今月昼の部は「引窓」と、後に「夏祭浪花鑑」(1745年)がかかっていたが、両方見ていると何やら共通点…

記憶に残る今回の『夏祭浪花鑑』その6 出色の出来♪

改めて、『夏祭浪花鑑』の感想。 ▲なんつうかっこよさじゃい。愛之助団七(左)と菊之助徳兵衛 今までもこの芝居は好きだったし、その都度感動しているが、今回はまたとびきりよい出来だった。 とにかく団七九郎兵衛を演じた愛之助がよかった。上方の言葉がス…

狂言『鎌腹』と能『土蜘蛛』を観る

毎月一度は、なにか引っかかるフックを手掛かりに能を観ようという決意のもとに、もう10か月ほどたちました。で、今月は、4月13日の狂言「靭猿」(大蔵流)と「吉野静」(金春流)と19日の狂言「鎌腹」と「土蜘蛛」(観世流)。今月のフックは当然吉野静と言…

一幕見ツアー開催しました~『夏祭浪花鑑』

本日は、一幕見ツアー。 歌舞伎座の周りやチケットの取り方など、本日見る演目の説明などをしてから観劇しました。『夏祭浪花鑑』4階から見るとどうかなあと少し心配していたのですが、その心配はまったくの杞憂に終わりました。 愛之助のよくとおる声でセリ…

五街道雲助一門会~雲助祭り的な~楽しかったぜい♪

昨日、渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて開催された五街道雲助一門会に行ってきました! 『鹿政談』蜃気楼龍玉 『締め込み』隅田川馬石 『犬の災難』桃月庵白酒 『幾代餅』 五街道雲助 私はこの一門が大好きです。話始めはゆる~っとした話しぶ…

『夏祭浪花鑑』その5 逃げた団七の運命は?舞台は備中玉島へ

さて、続きです。追っ手から逃げた団七と徳兵衛、いったいどうなったでしょうか。 備中玉島で徳兵衛にかくまわれていた磯之丞と団七。磯之丞新たな災難 礒之丞の殺人はおとがめなし。 離縁の細工は、日にちが合わず無効に! 宝刀を盗んだ真犯人とは。 市松、…

『夏祭浪花鑑』その4 宵宮の祭に紛れて逃げた団七。その後

さてさて。宵宮の祭に紛れて逃げた団七。その後どうなったのだろうか? 義平次がカーっとなって団七の額を割った団七の雪駄。これが、殺人現場に残っていてそれを徳兵衛が拾い、義平次を殺したのは団七であると悟る。 徳兵衛の説得に耳を貸さない団七に、つ…

『夏祭浪花鑑』その3 さらにQ&A

『夏祭浪花鑑』についてさらに。 Qこのお話元ネタあるの? Q上方と江戸のやり方の違いはあるの? Q 役者によって違いはあるの? Qこのお話元ネタあるの? このお話は、延享2(1745)年に竹本座で初演された人形浄瑠璃です。作者は並木千柳、三好松洛、竹田小…

観劇中。携帯は電源からオフで!

歌舞伎観劇中のマナーとして、一番肝心なのは「携帯は電源からオフ!」です。 とにかく守られていない。私は通常2階以上上から観劇していますが、下界の人でギリギリまで携帯を見ている人はよく見えます。ギリギリまで観ている人ほど電源からオフしていない…

『夏祭浪花鑑』その2 ちょっと気になる疑問に答える

昨日『夏祭浪花鑑』のあらすじと見どころを書きましたが、長くなっちゃって。 なかなか読んでもらえないのではないかと思ったので、芝居を観たあとでちょっと「?」と思いそうなところをピックアップしてQ&Aで書いてみました。昨日書いた部分と重複する部分…

【名作!】『夏祭浪花鑑』~あほぼんを支えて振り回される、義侠心あふれる人々の話

通称「夏祭」。しょっちゅうかかる人気作品で、主に「住吉鳥居前の場」「難波三婦内の場」「長町裏の場」が上演されます。歌舞伎座では今月も非常に熱のこもった演技が、連日観客を沸かせています。 ■登場人物 ■簡単なあらすじ ■もう少し詳しいあらすじ ■住…

散歩で花見

ようやく満開ですね!図書館の行き帰りに花見ができました🌸 帰りに公園で借りた本を読もうとしたのですが、花見客が多くて諦めました。みな、幸せそうです。日本人はみんな桜、好きですよね! 今年は長く楽しめそうかな。

銀座もちふじ

昼の部が終わったのが3時過ぎ。幕間では軽く食べただけなので、いい具合にお腹が空いています。今日はこちら。初めて来てみました!お雑煮なんて素敵ー。お店は地下ですが、店内は空間に余裕があって、くつろげました。基本メニューがあって、色々オプション…

『七福神』でみんなニコニコ♪

〽ちはやぶる 神の恵みをありがたく寿祝う~ 大きな波しぶきが描かれている舞台中央がパッカリと二手に割れると、おお!大きな船。そしてそこには目をつぶって船の揺れに身を任せている7人の神様がゆうらりゆらり。 こんな風に始まった『七福神』。今年浅草…

4月22日に一幕見ツアー開催します♪

一幕見ツアー、遅くなりましたが今月も開催いたします。 4月22日(月)です。 残席1名です。 初心者歓迎。一幕見で、歌舞伎を安く楽しもう!丁寧にレクチャーします♪ 歌舞伎の演目の解説をしたり、歌舞伎座の周りを案内したあと、一幕見で歌舞伎を観ます。…

歌舞伎座四月大歌舞伎演目紹介~全部おススメだ~

ちょっと遅めの春の訪れですが、歌舞伎座は花満開。ウキウキと初日もあけ、評判も上々です。私も昼の部大満足ですし、これから観る夜の部も大変評判よく(仁左衛門玉三郎ですし)とてもワクワクしております。 それではご紹介。 昼の部 『双蝶々曲輪日記(ふ…

4月歌舞伎座初日を迎えて

春らしい良いお天気。 (とはいえ、いきなりゲリラが来たりするので油断がならないですが)本日歌舞伎座初日を迎えました。 櫓も取れてさっぱり。 昼の部を観てきました。 『引窓』 『七福神』 『夏祭浪花鑑』どれも大変良かったです。 また感想はおいおい書い…

春爛漫

急に暖かくなって。 と言っても暑すぎやろ。昨日の天気。28度ですって。極端だわ。待ちかねたぞ、という自然からの声が聞こえてくるかのように一斉に花開きました。花が開く音が聞こえるようでした。思わずお散歩。サクラは八重桜以外はまだ3分咲きかなあ。…