今月はコロナも落ち着き、気候も良く、とても気持ちのいい日々が続いた。
義経千本桜の通し、歌舞伎座、平成中村座、御園座ともに休演になることもなく、初日から千穐楽まで通せたこと、本当によかった。
もうそれに尽きる。
ただちょっとここのところ増えているのが気にかかる。芝居の途中で中止になったなんてところも。それ、どういうこと?その日のPCR結果がわかる前に芝居を始めたのだろうか?そこのところがちょっとよくわからないが、いずれにしても最善の選択であったのだろうから、とにかく関係者の皆さんのご無事を祈る。
そういえば、3年前ナウシカで菊之助が足を怪我したときは、もう最後の最後だったこともあるけれど、最後の前に「ここでおわり~」ってなったことがある。あのときの七之助は見事だった。今回はどのように幕引きをしたのだろうか。
今月、個人的に行ったもの(備忘録)
志の輔落語
歌舞伎座1.2.3部
国立能楽堂、特別公演
に行った。全然レポを書ききれていないなあ(;'∀')
中でも特に哀しく残念だったのは、せっかく御園座まで行ったのに体調が悪くなってしまい、ろくろく観劇できなかったこと。本当に残念で悲しい。
それから見ていないのが平成中村座。行くつもりはあったが、新作の口コミを聞いてすっかりゲンナリして行く気が失せてしまった。みてから判断せよと言われそうだが、行く気が失せたのでしょうがない。私は大江戸リビングデッドも全く面白いと思えなかったので、多分今回の唐茄子やも無理だろうと思う。ほかの演目はよかっただろうに、「失せた行く気」が恨めしい。
来月から2ヵ月團十郎の襲名興行がある。どうぞご無事に。そして歌舞伎界全体が盛り上がりますように。
隈取に似ているなと思うネコの毛の紋様