「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

音羽屋の松王丸の衣裳は、なぜ銀鼠の「雪持ちの松」か

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寺子屋の話題続きます。

寺子屋の松王丸の衣裳についてです。

 

日替わりの源蔵と松王丸、松緑幸四郎の演じ分けが話題になっていましたが、松王丸の衣裳は2人とも同じ黒地に「雪持ちの松」でした。ずっしりと重い思いを胸に抱えている松王丸を表現するための「雪持ちの松」です。お、おもい……。

 

本来、音羽屋型の松緑は銀鼠というグレーがかった地に「雪持ちの松」、でも今回は黒地に「雪持ちの松」でした。黒地の播磨屋に弔意を示しての判断だそう。

 

つまり、この月は播磨屋の衣裳で音羽屋型を演じるレアな松王丸が見られたというわけです。

 

松緑ブログ1052によれば、黒地の衣裳にすることについては音羽屋の菊五郎に相談して許可を得て、決めたとのこと。こういうところが歌舞伎の世界はきちんとしていますね。

http://blog.shouroku-4th.com/

 

なぜ、音羽屋は銀鼠なのでしょう。

松王丸は、登場の時に仮病とはいえ病気という設定。6代目菊五郎は恰幅のいい人だったので黒地を着てしまうと、くっきりと恰幅の良さが目立ってしまうと考えて、ぼやかした銀鼠にしたそうです。

いろいろと工夫するものですね…。

 

 

 

 

寺子屋観劇レポについてはこちら

munakatayoko.hatenablog.com

 

寺子屋あらすじ見どころについてはこちら

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