2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
暑い。 今月は、中盤以降にいきなりコロナが急増した。なんということだろう、落ち着いていたと思っていたのに。 私は毎日記録をつけているのだけれど、 6月下旬に国内1万人台だったのが2万人を超えて「?」と思ったのが6月30日。 7月5日36189人 7月6日47977…
義経千本桜という長いお話は、主人公が3人 二段目が鳥居前・渡海屋・大物浦の場で、主人公は平知盛です。 三段目の主人公は、いがみの権太。三段目は、全体が世話物仕立てなのでわかりやすいです。 お話は、椎の木の場・小金吾討死の場・すし屋で構成されて…
8月の歌舞伎座。 納涼歌舞伎と言って、8月の歌舞伎座は初心者や若い人にもなじみやすい演目が並びます。 夏休みでもありますし、予習もいらず子ども達と行っても楽しそう! コロナが増えて、いったい全体初日が開くのかどうかそれすらわからないので心配で…
早くも4回目となった「Ginza楽学倶楽部特別講座 作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ」。7月17日に、国立劇場レクチャールームにて行われました。 始まる前から熱気ムンムン。期待が高まります 今回は田中綾乃さんの劇評編です。劇評編では、評論…
さて、役者が休演となると代役を立てることがありますが、とても珍しいことがおこることもあります。6月なんていきなり演目全とっかえという荒業も出ました。 今回のレアなケースは、17日と18日の3部「ナウシカ」です。 17日は、丑之助くんが休演となり、…
丑之助くんが、17日に休演。そして、知世ちゃんが18日から休演。さらに、1部からコロナ陽性者が出て1部が休演。 そして、19日。 1部と3部に被って出ている役者もいたので心配された3部からもコロナ陽性者が出てしまい、松竹からの発表で2部3部と…
7月の歌舞伎座第3部は「風の谷のナウシカ」。 7月6日と16日の2回観てきた。 観た印象がまるで違ったので書いておきたい。 2回目の方が面白かった理由 ★見る側が、3年前の「ナウシカ」に引っ張られてしまった。 ★役者も慣れてきて、セリフがはっきり。…
いささか季節感は外れていましたが(歌舞伎ではよくあることw)、美しい紅葉で舞台が彩られました。国立劇場で「紅葉狩」を観てきました。 歌舞伎鑑賞教室は、おススメです。その理由はこちらに書いてあります。munakatayoko.hatenablog.com 簡単なあらすじ…
すごく面白かった。私の中では、最近見た澤瀉屋の芝居の中でずば抜けて面白かったし、最近見た「小栗もの」の中でもずば抜けて面白かったです。 前日飲んで4時間の浅い眠りで歌舞伎座に到着したにもかかわらず、観劇中、全然寝なかったというくらい、面白か…
2部の仲国についてです。 ■あらすじの前に ■あらすじ ■みどころ ■あらすじの前に 後白河法皇の息子である高倉帝と小督のお話は、平家物語を紐解けばわかります。 清盛に疎んじられた小督は、高倉帝の前から姿を消し、帝はたいそう嘆いて月を見ながら心を慰…
7月9日(土)静岡に行ってきた。静岡県に行ったことはあっても、静岡駅に降り立ったことは初めてかも。 ▲手前が竹千代(のちの徳川家康)後ろが今川義元。静岡駅前。 お目当ては静岡音楽館AOIで行われた 鶴澤藤蔵さんの、『三味線の世界』。 藤蔵さんの三味…
昨日は、某クラブの懇親会で、お泊まりしてきました。たくさんおしゃべりして、築地で朝を迎えました。 朝ご飯は、築地本願寺カフェで。 8時からですが、予約の人優先で入れます。予約をしていなかった私たちは、入れるかどうかちょっとドキドキしましたが、…
誠におめでとうございます。 何事もなく、千穐楽まで迎えることができますように。歌舞伎大明神にもお参りしなければ。 そして初日の感想が、タイムラインをずらーっと並んで行きます。 1部も大いに盛り上がりました。笑也さんの宙乗りが1000回とのこと。誠…
文楽入門書みたいなものは、たくさんある。 文楽は、人形遣いと三味線、太夫で構成されるとか云々。もちろんそれは正しくて、初心者のために伝えるべき正しい情報なのだけれど。 今回おすすめしたい「14歳からの文楽のすゝめ」は一風変わった本だったのでご…
歌舞伎に行くときにはドレスコードはあるのか、どんなものを着ればよいのか?そんな質問をよく受けます。 結論から申せば、なんでもOK! バッチリおしゃれをしてくる人もいるし、そうでない人もいます。着物率は通常の社会より高めですが、ジーパンでも構わ…
7月の歌舞伎座をご紹介します。 今月は初日が遅いんですね。4日とは。 第1部 當世流小栗判官 澤瀉屋! 第2部 夏祭浪花鑑 成田屋! 雪月花三景 第3部 ナウシカ 上の巻! 下の巻はいつ? 子役たちの活躍が楽しみ! 上演スケジュール 開演時間 チケット金額…
よんどころない事情があって、「向田邦子シナリオ集~昭和の人間ドラマ」を読んでいる。 向田邦子シナリオ集 ――昭和の人間ドラマ (ちくま文庫) 作者:向田 邦子 筑摩書房 Amazon これがめっぽう面白い。 向田邦子って、今の若い人は知らないのかな?どうなの…