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「親子で歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

あなたとお子さん。あなたとあなたの親。親子で歌舞伎を楽しめば、すばらしき日本の芸能も継承されていくのではないかな。

神田松之丞さんについて書きました

講談師、神田松之丞さんについて書きました。

講談ってむずかしそうだと思っているかた、ぜひトライしてみてください。

迫力ある落語くらいに思っていただければよいのではと!

詳しくはこちらに!

https://citrus-net.jp/article/22025

4月の歌舞伎一幕見ツアーは20日です♪

こんにちは!

4月も中盤になってしまいました。

今月の歌舞伎ツアーは、20日に行います。

 

昼の部の一番最初の演目「醍醐の花見」です。

今のこの時期に、満足に花見ができなかったというかた、歌舞伎座で花見はいかが?

慶長3年に実際に豊臣秀吉が催した花見の宴「醍醐の花見」が題材です。

豪華絢爛な舞台をいっしょに楽しみましょう♪

演目の説明、チケットの取り方、歌舞伎座周辺情報、いろいろお話をさせていただきます♪ 

◆スケジュール◆

10:00 歌舞伎座一幕見チケット売り場集合

10:30 一幕見チケット売り出し開始・購入

11:00~11:36 一幕見観劇

11:40~歌舞伎座のまわりをブラブラして、歌舞伎俳優の行く店などを案内・木挽町広場案内・チケット購入場所など案内

12:30~歌舞伎座ギャラリーで遊ぶ 

<特別映像13:15~歌舞伎座の秘密 楽屋編 ~定点観楽屋花菱~>上映時間は約20分

13:45すぎ 解散

 

◆お申し込みはこちらから◆

https://tabica.jp/travel/703

 

 

 

 

3月の一幕見ツアー「どんつく」終了しましたヽ(´▽`)/

昨日、一幕見ツアー終了しました。

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ゲストさんもとっても歌舞伎を楽しんでくれたので、私もうれしかったです~。

「これからの人生の楽しみがひとつ増えました」なんてコメントをいただき、私も感激です。

 

昨日のスケジュールは、チケットとってから一幕見までの時間が結構あるので、その間に歌舞伎座の周りをご案内したり、歌舞伎座ギャラリーを観に行ったりしました(^O^)

 

歌舞伎座ギャラリーの特別映像は、今月末までは愛之助さんの「梅王丸ができるまで」。顔をつくって衣装をきて梅王丸ができるまでを、特大スクリーンで見ることができます。解説も愛之助さんですし、衣装の重さがリアルにわかる映像なので、必見ですよ。

来月からは染五郎さんが歌舞伎座の裏側を案内してくれる映像で、こちらも楽しいです。

 

私のツアーでは、その時のスケジュールによって、チケットをとってからすぐ観劇の場合もあります。

 

どちらがいいとは一概には言えませんが、歌舞伎座ギャラリーを観てからだと

「はは~ん。舞台のあそこが黒御簾かー。中に人がいていろいろな音を出しているのね」などということがわかります。

 

ツアーの最後の最後に観劇だったので、眠くなっちゃうかな?と心配でしたが、「どんつく」は軽やかでウキウキする舞踏劇なので、そんな心配は無用でした。

「どんつく」。思ったより一幕見の人気も高く、立ち見になっていました!

巳之助クン。いいぞ!がんばれ!ヽ(´▽`)/

 

ツアーの場合、もしも観られなかったりしたら大変なので早めに並びます。

昨日は、1時10分からの売り出しのところ、12時30分で並びましたので

33番でした。ばっちり座れました。(一幕見は、座席90.立ち見60です)

 

実は私、初日に昼の部を観ましたので、どんつくは2回目でしたが、さすが昨日の方がずっとよかったですね。

 

初日の時は、松緑親方が玉をボロボロと落としていましたし(^_^;)、全体的に一体感がない感じで、巳之助クンが空回りしているような印象でしたが、昨日はばっちり!

いまだに私の頭の中では「どんつくどんつくどんつくどんつくどどんがどん」がリフレインしております(^O^)

 

 

初日近くに観るか、千秋楽近くに観るかというのはまた一長一短ですが、どちらかというとやっぱり、こなれた演技の方をみたいものですね。

ちなみに、その月の前半と後半ではパンフレットの中身も違うって知っていましたか?

前半では、舞台写真がはいっておらず(だって始まっていないから入れられない)、後半には入っているのに同じ値段。

パンフレットに限って言えば、後半に見たほうがお得ですね。

いつ観たほうがいいのかということは、またゆっくり書くとしよう。

 

 

3月の歌舞伎一幕見ツアーは、24日♪「どんつく」をいっしょに観ましょう。

今月の歌舞伎の一幕見ツアーは、昼の部最後の演目、「どんつく」を観ます。

3月24日に行います。一幕見のチケットをとったら、歌舞伎座の周りをブラブラまわり、歌舞伎座ギャラリーで遊んでから、心ウキウキと「どんつく」を観ましょう。ぜひ、ご一緒に♪ヽ(´▽`)/

 

「どんつく」は、故坂東三津五郎さんの追善供養として行われます。

歌舞伎座のロビーにも大きく三津五郎さんの遺影が飾られています。ただし、一幕見ではこちらのロビーは通りませんので、遺影を見ることはできません(^_^;)

 

踊りの名手と言われていた三津五郎さんを追善するのなら、やはり踊りで。

「どんつく」は三津五郎さんも平成5年、15年、17年、22年と踊っており、今回踊る長男巳之助くんも15年のときに角兵衛、17年のときに子守、22年のときには太鼓持ちで、それぞれ出演をしています。

巳之助くんも、お父さんの血を受け継いで大変踊りが上手。2015年のワンピースで一気にファンを増やしたのも、その軽やかな動きで観客を魅了したからといえます。

けれども今回のお役は、追善供養であり、坂東家にとっても大事な演目とあって、重圧がかかっているかもしれませんね。

出演する江戸の街の人々、大工、親方、子守、若旦那、太鼓持ち、町娘、白酒売り、芸者、みんながどんつくをいっしょに盛り上げていってほしいものですね。

トーリーはとくになく、参詣人で賑わう亀戸天神で、たくさんの人が集う中、どんつくほか、みなさんが踊るというものです。

気軽に楽しんでいただければと思います。

あ。亡き三津五郎さんも巳之助さんに舞踊についてそう言っていたそうです。

「桜の花を見るときに、桜の花はなんの要素を吸ったからこいういう色が発色して綺麗だね、なんて見る人はいない。踊りも同じように楽しめばいい」と。

はなやかな江戸の町をのぞき見るような気持ちで楽しみましょう♪

ツアーの申し込みはこちらからどうぞ!

 https://tabica.jp/travel/703

 

 

3月歌舞伎座 昼の部 明君行状記・渡海屋・どんつく 

歌舞伎座昼の部、明君行状記・渡海屋 大物浦・どんつくを観てきました。

【明君行状記】

血気盛んな青地善左衛門(亀三郎)のハリのある声のいいこと。殿様を尊敬しているんだけれど、本当に尊敬に値する殿様なのか本心を知りたいという随分一本気な若者。

 

対して殿様(梅玉)は小さい時から目をかけていた善左衛門のことが、愛しくてならない。命をかけて試してくる善左衛門に対して、なんとか命を救いつつ、まっとうな道に導くといった筋です。

 

人物は殿様が2枚も3枚も上手で、そこを梅玉がとてもおおらかに包み込むように演じていました。梅玉さんのお役はとてもよかったです。

ご本人は16年ぶり2度目のお役で、再演を熱望していたとのこと。当たり役になるのかな~。

なんだか観劇後、とても清々しい気持ちになるお芝居でした。

 

【渡海屋】

壇ノ浦で入水したはずの平知盛が実は生き残っており、平家再興の機会を窺いながら、結局は海の藻屑に消えるという話です。

 

渡海屋は、仁左衛門丈が素晴らしいですよね。そして、1944年生まれの仁左衛門さんは、73歳ですか。対する安徳帝を演じる右近ちゃんは6歳。

仁左衛門さんに全く負けない演技で堂々としていました。

仁左衛門さんと右近ちゃんが同じ舞台に出るところを観られたというのも、すごく幸せなことかもしれません。

仁左衛門さんはすべてにおいて圧倒していたという感じ。ものすごく源氏を憎んで憎んで憎んでいたけれど、安徳帝(右近)に「我を助けしは義経。あだに思うな、これ知盛」と言われて、すっと怨念が消えるんですね。

「昨日の敵は今日の味方、知盛、さーらーばー」

という安徳帝のセリフに、すでに怨霊だったかもしれない知盛が、すっと成仏するような、そんな舞台でした。

相模五郎の巳之助がとてもよかったです♪

 

【どんつく】

亀戸天神の境内で、荷物持ちの男がどんつくと囃しながら踊ったり、まわりのさまざまな登場人物たちもそれぞれに踊っていくというもの。

これは、踊りの名手、坂東三津五郎の3回忌の追善供養として行われるものです。

三津五郎の長男、坂東巳之助がどんつくを踊ります。


お父様の血をひいて、とても踊りの上手い巳之助さんが、軽やかに舞ってくれます。

 

今月の歌舞伎の一幕見ツアーは、最後の「どんつく」を観ますよ。

3月24日に行います。歌舞伎座ギャラリーで遊んでから、心ウキウキと「どんつく」を観ましょう。ぜひ、ご一緒に♪

申し込みはこちらからどうぞ!

 

 

 



今月の一幕見ツアーは22日に開催します♪

こんばんは。

桃太郎が大変な話題で、先日の特番テレビ出演のあとは、あっという間にチケットは完売しましたね。

今日は、勘九郎さん、勘太郎クン、長三郎クンが「徹子の部屋」、「NHKスタジオパーク」と連チャンで出演していたので、またチケット争奪がヒートアップしているのではないでしょうか。
 
テレビで見ると、本当に勘太郎クン、長三郎クン、かわいいですねえ。
そして、とても素直にスクスクと育っている感じで好感が持てました。
 

どうしてもみようと思ったら幕見しかないということで、幕見も大変な賑わいのようです。桃太郎を見ようと思ったら、午前中にはいかないとむずかしそうです。

 

そんな中、幕見ツアーの詳細を決めました(^_^;)

桃太郎が出ない昼の部です。

2月22日(水)昼の部の一番最初の演目「猿若江戸の初櫓」を観ます。

10時半チケット売り出しなので、9時45分集合。

申し込みはこちらから。

 ↓

 

一幕見で観る「猿若江戸の初櫓」は、とても明るいわかりやすくてめでたい30分ほどの舞踊劇、といっていいのかな。ですので、どうぞ初めての方でも気楽にご参加くださいね!
 
ポイントは3つくらい。
★ひとつは、楽しいめでたい踊りを、ただただ気楽におおらかに楽しんで♪
 
★もう一つは、この演目は、中村座の創始者である初代中村(猿若)勘三郎を主人公にしているんですね、出雲の阿国と道化の猿若(初代勘三郎)が、江戸でめでたく猿若座として歌舞伎を演じることを許される、めでたやめでたや…という内容。
 
つまり、踊る勘九郎にとっては、自分の存在意義の大元であるような演目、
「これは、今日の猿若でござる!」と言うセリフにも、万感の思いがこもっているように思えます。
 
初代の(猿若)勘三郎ってのは、とっても明るくて皆を引っ張るオーラを持っていて、踊りも上手だからリズム感もある人だったそうです(十八世勘三郎さんみたいですね♪)
 
あるとき幕府のご用船が建造されて、江戸に入港させようとしたのだけれど、あまりにもバカでかくて、船をこぐ漕ぎ手たちの拍子があわなかったんですって。
 
それで奉行の命令をうけて初代の勘三郎が船の先にたち、音頭をとったところ、あまりにもその音頭が上手で、みんなの櫓拍子もピッタリ合ってぶじに船は入港。そこでご褒美にもらった幕から「柿・白・黒」の幕を考案して中村座の定幕になったそう。
 
そんなエピソードを元に作られたこの30分ほどの演目は、だから中村家にとってはとても大切な宝物のような演目なんですね。
 
そんな気持ちをわかった上で見ると、より一層興味深いかもしれません。
 
★最後のポイントですが、これが一番大事?笑。
この演目にはかわいい桃太郎は出てきません!!
お間違いのないように。
 
ではでは、ぜひ一緒に見て楽しみましょう。観劇のあとは、歌舞伎座周辺をクルッと一周。チケット売り場、俳優さんがよくいくレストラン、など回って、歌舞伎座ギャラリーで遊びます。
 
歌舞伎座ギャラリーでは、今愛之助さんの「松王丸ができるまで」を観ることができますので、こちらもかなり面白いですよ。
 
ではでは~。ご応募お待ちしております~。

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梅ごよみ

平成29年2月猿若祭。夜の部。「梅ごよみ」。これは、為永春水人情本春色梅児誉美」、続編「春色辰巳園」を原作としたもので、昭和2年に歌舞伎座で初演されたときの台本をもとに上演されています。

粋な辰巳芸者仇吉と米八、お蝶が、いなせな男丹次郎をめぐって恋の火花がバチバチ。名前が男っぽいですが、辰巳芸者というのは「権兵衛名」といって男のような名前をつけていたそうです。

そのバチバチと、「残月」というお茶の道具の紛失事件が絡まったおはなしです。

歌舞伎って、いろいろな良さがありますが、私がとくに惹かれるのは、その絵画的美しさです。その魅力が存分に出ているのがこのお芝居です。

パンフレットによれば、その原作をもとに、昭和2年に歌舞伎座で初演されたわけですが、その舞台監督が永井荷風、美術が鏑木清方だったそう。今でもこのときの台本を基本にしているそうです。

あのすばらしい舞台技術は永井荷風が片棒を担いでいるのか…。すごい…。

と感嘆するその舞台とは。
どの場面も美しく、清元も粋。そう、「粋」のオンパレードの舞台なんですが、とくに美しいのが「隅田川川中の場」です。

広い舞台一面すべてが隅田川です。そう、花道までも!

お蝶と丹次郎がのった舟が、やっしっし、やっしっしと上手から下手へ。舞台は一面川面。回り舞台がゆっくりと回っていくので、川面がゆらゆらと美しくきらめいているように見えます。そこにもう一そうの舟がやっしっし。やっしっしと行き交います。

ぎっちらこと方角をかえて花道までもゆったりと進んでいきます。

舞台中央で、もう1艘の舟から姿を現すのが、深川芸者の仇吉(菊之助)。その立ち姿のうつくしいことといったらどうでしょう!

仇吉は、行き交った舟にのっていた丹次郎に惚れてしまうのです。
けれどもすでに丹次郎は、お蝶という幼い許嫁と、いい仲の米八という深川芸者がいる身。

さて、どうなるのでしょう。でも、全然ドロドロしてません笑。

米八勘九郎と、仇吉菊之助の恋のさや当ても美しく、楽しく、二股どころか、三股になってしまう丹次郎染五郎の粋な兄さんもまた、憎めない。色気があって素敵です。

さて、米八は、勘九郎が演じています。

え?深川芸者のいい女なら、七之助の方がよかったんじゃないの?なんて思いませんか?

じつは、米八役は平成になってからは十八世勘三郎がずっと得意にしていたお役。意地っ張りでかわいくて、きっぷのいい深川芸者ですから、その役を生き生きと勘三郎が演じ、勘九郎さんが受け継いだのですね。ホロリ。

このお芝居を初めてみたので、以前勘三郎の他のお役は、誰がやっていたのかを見てみると!


昭和52年 仇吉 玉三郎 米八 澤村藤十郎 丹次郎 孝夫 お蝶勘九郎
平成3年  仇吉 玉三郎 米八 勘九郎 丹次郎 孝夫 お蝶 孝太郎
平成8年仇吉 玉三郎 米八 勘九郎 丹次郎 孝夫 お蝶勘九郎
平成9年仇吉 玉三郎 米八 勘九郎 丹次郎 團十郎 お蝶 亀治郎
平成16年仇吉 玉三郎 米八 勘九郎 丹次郎 段治郎 お蝶 春猿

おお!なんと。玉三郎勘九郎、孝夫 のコンビがしばらく定番だったのですね。
これは見たかった!!

人によっては「ああ、あのときのこれは、あの人と観に行ったんだったわ~」と懐かしむ人もおりましょう。

私の場合「なぬ!なんで全然見ていないんだ!私」ですね笑。
そして、平成3年から9年までいったい自分はなにをやっていたのか、しばし考えこむ。
すると、あこりゃ、無理だ無理だということがわかる。

昭和から平成5年にかけてこどもを3人生んでいた私としては、全くそのころ歌舞伎とは縁遠い生活を送っていたのです。

歌舞伎っておもしろいですね。いい演目なら何度でも何度でもやってくれるのですから。人生において、全然歌舞伎に触れられない時もあります。それでも歌舞伎は長い長い歴史の中で、私を待っていてくれたのかな。そうなのかな。

 

だから、今は仕事、育児、介護といろいろでいっぱいいっぱいで、「歌舞伎?はあ?そんなもの観る余裕ないし!」と思う方も、きっといつか歌舞伎を観て、ほっとできるそんな日がきますように。

 

待っていてくれる歌舞伎でもある。しかし、その時の歌舞伎はもう二度と観ることはできない。歌舞伎は永遠でもあるし、刹那的でもあるんですね。


それにしても、その3人のコンビによる梅ごよみ。観たかった。観たかったなあ

ヽ(;▽;)ノ

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