「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

団体様をご案内。秀山祭夜の部

先日。20名の団体さまを歌舞伎座夜の部にご案内しました。

 

 

スケジュールは、              

13;50 集合。

14:00 歌舞伎座ギャラリー 歌舞伎の歴史や大道具・小道具についてご案内

15:00 歌舞伎座へ。3階花篭にて夜の部の演目説明。

16:00 場内へ。

幕間 花篭にてお弁当

再び場内へ。

 

9時 解散

 

という流れでした。20名の団体でしかもそのうち男性が19名。とても珍しいことだそうで、歌舞伎座サービスさんもとても喜んでくれました!

 

ある企業さんで、30代40代が中心だったのですが、「仕事一辺倒ではなく、いろいろと教養も身に着けたいよね」という趣旨のもと、フランス料理のマナーを学ぶなど、様々なことをアクティブに、その一環で「歌舞伎も見てみたい」となったそうです。

 

とってもいいことですよねー。この日もみなさんお仕事途中の方もいたのか、大きなカバンに携帯電話。背広姿に汗をかきかき、来てくださいました。

いつもは片時も放せないであろう携帯を、少しの間オフしてもらい、いつもと違う脳みそを使ってもらいました!

 

最初は歌舞伎座ギャラリーに行ったのですが、みなさんすごいノリノリ!

思い思いにポーズをとって写メをとったり、なんでも聞いてみたり、好奇心いっぱいに覗いてみたり、黒御簾の中の楽器を鳴らしてみたり、童心に帰って遊んでくれているようでした。

「僕、香川照之と似ているって言われます!似ていますか?」と言ってきた方。

ハイ…!とっても似ていました!笑

 

みなさん、普段もいい仕事をされているんだろうなあと思いました。思い切って遊べる人は思い切って仕事もできますよね。

 

3時からは、特別のエレベーターで特別に歌舞伎座の中へ!

お食事処「花篭」での演目説明は、皆さん楽しんでいただけたでしょうか。

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ビジネスマンにおすすめの本も紹介

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私の言いたいことは、

・お客様は、初めての歌舞伎を気軽に楽しんでいい。

・でも、役者さんは命を削るほど真剣です

・ぼーっと見てもいいけれど、あらかじめわかっていたほうがいいストーリーもあるから説明しておきますね

 

ってことです。特に「秀山祭」と「俊寛」については、しっかり説明したつもりだけれどわかったかな~。みなさん真剣に聞いてくださいましたが。

 

そこから、また特別の通路をすーっといくと、あら不思議歌舞伎座3階にそのままin。

 

3階B席からみなさんといっしょに観劇しました。

 

松寿操り三番叟では

「え?幸四郎って、40歳であの動き?すげえなあ」なんて声も聞こえました。同年代だとそのすごさもわかりますよね。

 

俊寛では

「瀬尾と俊寛の切ったハッタは迫力があったなあ」という人。

「間が空くと、つらい」と撃沈してしまった人も。

でも

「説明があったのでわかりました」という声もいただきました(^^)/「

 

意外にも「幽玄」がみなさんに受けていました。

「すげえなあ。。一番よかった」と言っていた方も…。

 

私も今回の秀山祭の夜の部を見るのは、2回目となりましたが、三番叟、俊寛、幽玄、どれも進化していました。特に幽玄がもうすごく進化していまして、驚きでした。

 

見終わったあと「こりゃ、『能』とか『歌舞伎』のカテゴリーに収まりきらない『玉三郎』ってカテゴリーですね」と言ってしまったほど。

 

どなたかが、SNSでつぶやいていましたが「玉三郎のジャズ。フリーセッションだった」と言っていましたが、よくわかります。

 

昨年の幽玄は見ていないのですが、それよりもはるかに進化しているという声もSNSでは聴かれました。

 

この日の皆さんにもお伝えしたことですが、ぜひ歌舞伎の「京鹿子娘道成寺」や能の「道成寺」も、見てほしいなと思います。そうすると、

「えーーー!あれが、玉三郎の手にかかると、ああなるのかーーー」ということがわかり、さらにそのすごさが感じられるかと思います。

 

最後に間違えた~の巻。

俊寛が成経に、『恋の話聞かせてたも~』とねだって成経がもじもじしながら話すところはエロイです。一生懸命セリフを聞き取ってください」

などとプレゼンのときに言ってしまいましたが、それほどエロくなかったです笑。

 

文楽の床本を読んだら、奥ゆかしくエロかったのですが、歌舞伎ではそこまでじゃなかった。期待して耳をそばだてた人、いたらすみませんでした。今度は文楽で観てくださいね!

 

そうそう。幕間では花篭でお弁当をいただきましたが、とてもおいしかったです。

 

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お吸い物の中の隈取の湯葉

 

毎月行っているTabicaのツアーでは少人数の一幕見のみですが、

団体でのこういったツアーをご希望の方は、ぜひ私まで直接メッセージをください。

 

観る前に演目説明いたします。

9月歌舞伎座 秀山祭 夜の部 松寿三番叟 幽玄

→続けて、夜の部で、俊寛の前後に上演された松寿三番叟と幽玄をご紹介します。

◆松寿三番叟

原曲は嘉永6年(1853年)に初演。

三番叟というのは、天下泰平・国土安寧を祈る儀礼的な能である「翁」のなかで、狂言方がつとめる役どころ。

歌舞伎では、よくこの三番叟の部分だけ上演されます。

 

<見どころ> 三番叟は、いろいろなバージョンがありますが、この操り三番叟は、上から糸で操られる人形です。後見の役者が糸を操り、幸四郎が人形です。糸でつながっていないのに、あたかもつながっているように見えるのも後見と三番叟の息が合えばこそ。

この三番叟は、幸四郎が10代のころから何度も踊っている得意な演目です。上から糸で操られていますが、その糸が絡まったり切れたりすると、人形も変なところで足がぴょんと上がったり、クルクル回ってしまったり。足が地につかないような操り人形の様子がユーモラスですが、歌舞伎役者の身体能力には驚きますよ。

ただただ、見て楽しい20分ほどの演目です。

上演時間16:30~16:48 一幕見売り出し14:30

昨日の段階では、それほど一幕見も混んでいたなかったような。16:00にまだ売り出していましたから。

600円ですし、ぜひお気軽に見ていただけたらと思います!

 

<役>

三番叟 

松本幸四郎高麗屋)今年染五郎から幸四郎へ襲名したことで、今話題の役者。3代そろっての2回目の襲名は、歌舞伎史上初めてのことです。

後見 中村吉之丞 中村吉右衛門の部屋子から歌舞伎の道へ。 

 

◆幽玄

これはまたすごいものを見てしまいました。幽玄って、和太鼓集団鼓童玉三郎丈のコラボ作品。能と歌舞伎と和太鼓が融合しての新作です。

初めて共演したのは、2006年の「アマテラス」。

「幽玄」は、昨年上演。能楽を大成した世阿弥が観た世界や能の代表演目を題材にしたもので、今までに京都など5か所で上演されていますが、歌舞伎座は初めて。資料もなく、私もノー予習で観たのですが、かなり驚きました。

今回は「羽衣」・「石橋」・「道成寺」の3つ。

どれも、歌舞伎のそれとは大きく異なる演出です。

 

従来、鼓童の太鼓は、アクティブ、力強さを前面に出していたものでしたがそれを玉三郎が「力強いだけではない。全員が統一感をもって打つこと」と、従来の太鼓の世界の常識を覆すような提案をしてきたそうです。その結果、太鼓のささやくような繊細な音、アンサンブルなど、太鼓とは思えないような美しいハーモニーが生まれました。流れるような隊形の変化もまた、魅せられました。

あ。ちなみに笛も鈴も出てきます。

玉三郎は、「羽衣」では天女、「道成寺」では花子、最後に大蛇 として出てきますが、美しさは相変わらずです。

羽衣で、最後天に帰っていくところをどう表現するのかなと思っていましたが(まさか宙乗りじゃないだろうし)、周り舞台と鼓童集団を使って、平面なのに、本当に空高く飛んでいくような錯覚を感じました。

そういえば、今回イヤホンガイドを借りていたのですが、幽玄には、かなりよかったです。おすすめ。

三番叟は、イヤホンガイドは必要なし。途中で耳からはずしました。

 

 

歌舞伎座で上演されるものって2種類あります。ひとつは「歌舞伎」。もう一つは「これって歌舞伎なの?」とクエスチョンマークがはいるもの(笑)。

「幽玄」は高い芸術性をもつものの、後者となりそう。

ただ、その辺が歌舞伎の懐の深さというか、いろいろなものを吸収し、飲み込み、歌舞伎そのものの質の向上に貢献しているような気がします。能が「完成された芸術」と言われているのに反して歌舞伎が「未完成の芸術」と言われているのは、そういうことなのでしょうか。

 

また私にとっては、歌舞伎座でなければ和太鼓集団のパフォーマンスを観に行くことはなかったと思うので、そういう意味でも「すごいもの、みせてもらっちゃったな」という気持ちです。

 

たくさん出てくる若者たちもよかった。

歌昇、種之助、萬太郎、獅子たち獅子奮迅の活躍。

 

◆幽玄は賛否両論

ネットでは賛否両論です。

「賛」は、玉三郎の美しさ、圧倒的な存在感。太鼓のパフォーマンス、芸術としての完成度の高さ。これには賛成です。

「否」は、「秀山祭でこれを出すってどういうこと?」という意見。あるいは「歌舞伎座でなぜ、鼓童?」です。

これもわからなくはありません。

秀山祭とは、先ほどの記事にも書いたように「初代吉右衛門の功績をたたえるために、ゆかりのある演目を上演する」ことになっているからです。もちろん新作のこともありますが、中村吉右衛門鼓童が何か関係あったのか?と吉右衛門ファンにとっては感じられるのでしょう。

もうひとつ、その前の「俊寛」とのギャップもあります。

たとえば、俊寛を見た後なら、ほわーっと美しく華やかな踊りで終わってほしい。例えばおととしの秀山祭での「元禄花見踊」(季節的にはいまいちだったが)みたいなものを。

俊寛のあとに、あのドンドンドコドコとかぶせられると、なんだか俊寛の余韻に浸れない。印象がすっ飛ぶという意見もありました。

いろいろと否定意見が出ましたが、さて皆さんはどうでしょうか。

 

私は、どれも「わかるわかる」ですが、幽玄は初めて見たので面白かったです。個人的には羽衣や楊貴妃のような玉様よりも、江戸の粋な姐さん、お祭り、七段目、いつもの道成寺の花子 のほうが好きですけれど。そして、「そっちからあっちへ行っちゃうのかな、玉様」という、一抹の寂しさあり。

 

ところで、鼓童と玉様をみて、俊寛の印象は消え去ってしまったのでしょうか?

いや、実は一瞬消え去ったと思いましたが、今日になってもじっと遠くを見つめる俊寛の姿は、脳裏に焼き付いて離れません。

おーーーーい。おーーーーい。

 

さすがの吉右衛門さまですね。

玉さまの鼓童にしても、吉右衛門さんがOKを出したのでしょうし、その懐の深さに免じて、ここは「否」を引っ込め、「賛」に回ろうではありませんか。

 

夜の部が終わると、ライトアップされた歌舞伎座となっています。

家路を急ぐ気持ちもありますが、今一度振り返って、美しい歌舞伎座にシャッターを向けましょう。

 

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9月歌舞伎座 秀山祭 夜の部 俊寛

歌舞伎座9月は秀山祭です。秀山祭というのは、当代中村吉右衛門のおじいさんである初代中村吉右衛門の俳名「秀山」にちなんで、吉右衛門ゆかりの演目やゆかりのある人たちでの興行です。毎年9月に行われます。

当代吉右衛門丈は、この秀山祭を非常に大切にしています。

日経新聞の「私の履歴書」では、俊寛について

「初代が復活したような芝居です。実父(初代松本白鷗)の舞台を見続け、初代の弟17代目中村勘三郎のおじに教わり、実母に駄目を出され、そこに自分の工夫を加えて練り上げてきました」とあります。

近松原作の芝居自体の素晴らしさに加え、今は亡き名優たちの心、今舞台に立つ人たちの努力のたまものでこの舞台ができているのですね。

 

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夜の部、まずは吉右衛門渾身の舞台「俊寛」からご紹介します。

◆俊寛

1177年にあった鹿ケ谷の陰謀を題材にした、その後のお話です。

平家に反感を持ったものが鹿ケ谷に集まりクーデターを企てたが失敗。俊寛・成恒・康頼が鬼界が島に流されます。その後、俊寛以外の二人は恩赦により、都に戻ることができますが、俊寛だけはなぜか恩赦のリストに入っておらず、一人残されます。

歌舞伎では近松門左衛門が、このお話にさらにひねりを利かせて、より完成度の高いストーリーとなっていることに注目をしてください。

 

<配役>
・俊寛僧都(しゅんかんそうず) (中村吉右衛門
平家討伐の陰謀が露見し、丹波少将成経、平判官康頼とともに鬼界が島へ流刑となった。

・海女千鳥 (あま ちどり) (中村雀右衛門
鬼界が島の海女。丹波少将成恒と恋に落ちる。

丹波少将成経(たんばのしょうしょうなりつね) (尾上菊之助
・平判官康頼(へいはんがんやすより) 中村錦之助

・瀬尾太郎兼康(せのうのたろうかねやす) 中村又五郎 都から恩赦の書状を持ってきた。平清盛に忠誠心を持っている悪役。

・丹左衛門尉基康(たんさえもんのじょうもとやす) 中村歌六 瀬尾とともにやってきたが、温厚な平重盛派。

 

<あらすじ>

◆幕開け 遠流から3年。絶望で疲弊の日々

ドンドンドンドンという太鼓の音で波を表す幕開け。

やつれてトボトボ歩いて登場する俊寛。島流しにあって3年。なんの喜びもなく疲弊しきっている俊寛です。
そこへ、仲間である成経が島の娘と結ばれたという知らせが届き、絶望の島での、ほんの一時のめでたい話題に、一同も喜びます。俊寛も遠い都へ残した妻・あづまやのことを思い出し、故郷を思い涙にくれます。

♪セリフ♪

「りんにょぎゃってくれめせ」

千鳥のセリフ。薩摩地方の訛り言葉で「かわいがってね」というほどの意味。近松の造語とのこと。

 

◆恩赦の船が来る。喜び→絶望→喜び→絶望 翻弄される俊寛

沖から一艘の船がやってきました。恩赦を伝える船だとわかり、みなは大喜びで乗っていた瀬尾と丹左衛門尉を迎えます。
ところが俊寛だけが、恩赦のリストから外れていたことがわかります。絶望へ。
ここまでは、平家物語

そこに丹左衛門尉がやってきて、もうひとつの恩赦状を取り出すと、そこには俊寛の名前が。

清盛は俊寛を憎んでいたため、恩赦を許しませんでしたが、温厚な清盛の甥・教経は、丹左衛門尉に俊寛の恩赦状を託していたのです。

喜び合う一同。

ところが千鳥は島の娘なので、乗船をゆるしてもらえず、一人残ることとなり、悲嘆の涙にくれます。(これは平家物語での俊寛の悲嘆の場を踏襲しています)。

 

瀬尾の話によれば、俊寛の妻あづまやは、清盛に殺されてしまったとのこと。清盛が命を助けるからその代りに、自分の女になれと迫り、操を貫くために自害したというのです。

もう都へ帰る意味もなくなってしまった。絶望に打ちひしがれた俊寛。
目の前にいるのは、共に船に乗れないことを嘆く成経と千鳥の姿が。そこで、千鳥を自分の替わりに乗船させようとするのです。

 

俊寛は僧ですから、絶望感だけではなく、自分を犠牲にしてでも他人を助けるという気持ちが強いのですね。

 

◆自らの意志で、島に一人残る俊寛

俊寛は一計を案じて、自分が島に残るように画策します。その案とは、自らを再び罪人とし、島に残らざるを得ない状況にする。3人乗せて帰らなければいけない役人の顔を立てるために、千鳥を乗せるという案です。

そして、今まで憎々し気だった瀬尾を切り殺し、その罪によって改めて流罪人となり、一人で島に残るのです。このとき温厚な丹左衛門尉基康は「とどめを刺すな」と言いますが、聞き入れず、刺し殺します。

 

◆思い切っても凡夫心

一人残され、船をいつまでも見る俊寛。
という最後は平家物語とまったく同じですが、まったく違うのは俊寛の立場です。「同じ罪で流罪となったのに、なんで自分だけ取り残されるのだ」という納得のいかない絶望悲嘆が平家物語の俊寛。

これに対して、近松の俊寛は、自ら残ろうという意思をもって残ったのです。

この世ですべての苦しみを受けて、あの世で幸せになろうと思ったから島にのこったけれど、いざ一人となってしまうと、さびしさ孤独感・絶望感はどうしようもありません。

「思い切っても凡夫心(ぼんぷしん)」という言葉は、「悟ったつもりでも、本音は凡人と同じだ!」という血を吐くようなうめきなのです。

 

その後の話

「俊寛」は、「平家女護島(へいけにょごのしま)」という話の中の一部です。このあと厳島神社のあたりで千鳥は清盛に殺されるのですが、直後、千鳥とあづまやの亡霊によって清盛も苦しめられます。

 
<みどころ>
みどころ満載です。


・絶望と喜びに翻弄される俊寛。

「自分を犠牲にしても他人を助けたい」と思う気持ちと「そうはいっても本音はやっぱり船に乗りたかった」という抑えがたい気持ちを演ずる吉右衛門の演技力。

 

・瀬尾と丹左衛門
見ただけでわかる悪役っぷりがすごい瀬尾。そしてこれまた対照的に人情味あふれる涼やかな丹左衛門。同じ上使としてきたわけですが、まったく違う人間性です。


瀬尾は、悪役の権化平清盛の分身のようなもの。人情のかけらもありません。清盛は俊寛を憎んでいたため、一人恩赦を許さなかったのですが、清盛の甥教経はかわいそうに思い、丹左衛門に俊寛の恩赦状を託したのです。
瀬尾は己が放った「慈悲も情けもみどもは知らぬ。」というセリフが後でブーメランのように己に戻ってきて、命を絶たれることになります。

ちなみに演じている瀬尾役又五郎さんと丹左衛門役の歌六さんは実の兄弟です♪

本当に演技が素晴らしい名優兄弟です。

 

・ラストシーンの舞台美術
砂浜→波を描いた布に変わる。花道からも波の布。波の舞台が舞台を美しく彩ります。
→俊寛が船を追いかけて、波打ち際までやってきたことを表します。
俊寛は船の姿を追って、岩の上に上ります。岩はゆっくりと回ります。岩に上り詰めるとちょうど、客席の正面に俊寛が来ます。俊寛の動きをカメラで追っているようでもありますし、観客は、あたかも船に乗って、俊寛を置いていく立場のような気にもなる演出です。

 

 

 

 

7月歌舞伎鑑賞教室「日本振袖始」

 

「歌舞伎を観に行きたい」というお友達をご案内するために、7月4日に、国立劇場に急きょ行ってきました。お昼に待ち合わせ、ランチを食べてからゆっくりのんびり国立劇場へ。2時開場。2時半開演です。

 

今月は、歌舞伎座は大変な賑わいなので、一幕見を観るのもかなりの行列を覚悟しなければいけない。それならば、国立劇場でのんびり歌舞伎鑑賞教室を楽しんだ方がずっといいとの判断です。間違っていないと思います!

 

前月に続けての歌舞伎鑑賞教室。今月は前半の「歌舞伎の見方」の解説が坂東新悟くん。後半の演目が「日本振袖始」でした。

 

巳之助君ほどのパフォーマンス力はないとはいえ、まじめで誠実な新悟クン。とてもよい解説でしたよ。

 

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「見得というのは、大切なシーンのクローズアップであったり、ストップモーションのようなものなんですよ」という説明はわかりやすくて、うんうんとうなづく中高生。

 

驚いたことは、義太夫の歌詞の説明でした。

義太夫とは、行動や気持ちを役者と一緒に演じているんですよ」と説明をしたあとで、

「万古目前の境界、懸河びょうびょうとして、巌峨峨たり」という部分を、竹本が謡ったあとで

「難しそうですね。でも実はそれほど難しいことを言っているわけではないのですよ。では現代訳でもう一度うたってもらいましょう」。

 

「はるかな景色が広がり、川が伸び、岩が切り立っている~~」と、再度竹本が唸ります。

なるほど。わかりやすい。そこまではわかったのですが、なんとそれでは終わらなかった。

 

「ではもっと現代風にポップなメロディでやってみましょう」と

照明もポップなものにかわり、「ミッキーマウスマーチ」で「今でいうなら島根県!川は広がり、山は急!」とテンポよく歌ってくれたではありませんか!

 

これには観客も大うけ。心なしか竹本さんは恥ずかしそうでした。

 

これだよね。たしかにそうだ。わかりやすくて、意味を考える前から拒否反応を起こさずにすみそうだ!と思う反面、ここまでやらないと今の若い人たちにはわからないんだろうなあ。主催者側の苦労がしのばれるという気持ちも少々。

 

でも、とても腑におちる解説だったと思います。どっと観客席が引き付けられたのもわかりました。

 

そのあとは、休憩のあと「日本振袖始」になりますが一幕だけなので、そこに至る話をわかりやすく、新悟クンも舞台、通路、と走り回って観客を飽きさせず、説明してくれました。ご苦労様!

 

新悟クン以外にも、村の男たちが出てきてくれていろいろとセリフを言う中で、私の連れも「マイクなしで朗々と聞こえる生の声がとても気持ちがいい」と言ってくれました。

 

20分ほどの休憩のあとは、いよいよ日本振袖始。一幕なのであっという間ですが、斬新な衣裳、岩長姫が酒をどんどん飲みほして、寄っぱらっていくところ。ドロドロドロとヤマタノオロチに変身してしまうところ。スサノウノミコトと戦うところなど、見どころはたくさんです。子どもでもわかりやすいですし、どんどん見せてあげてほしいなと思います。

 

お話

ある村ではヤマタノオロチに、毎年美しい娘を生贄としてささげています。

今年の生贄は、稲田姫です。

夜が更けると、岩長姫が現れて生贄の稲田姫に襲い掛かろうとします。

ところが、8つの甕に入った酒の香りに気づき、グビグビ飲み干してしまいます。それでも稲田姫を一飲みに飲んでしまいます。

そこへ、稲田姫と恋仲のスサノウノミコトが現れます。岩長姫はヤマタノオロチとなって激しい戦いを繰り広げますが、ついに破れます。稲田姫は、ヤマタノオロチが飲み込んだ宝剣を探し出し、ヤマタノオロチの背中を切り裂き、飛び出て助かります。

カンタンに言うと、こんなお話です。

 

 

台本は300円で、大きな文字でわかりやすく、注釈もあるので親切。

私は、岩長姫が「やあん。◎◎。やあん◎◎」と言っているところが何と言っているのかわからなかったのですが、台本を見てみると

「やあん。楊柳枝、楊柳枝、やあん、鉄仙花、鉄仙花」というセリフでした。

何じゃらほい?と思って注釈を読んだところ、「楊柳枝は柳の枝のこと。鉄仙花は、つる植物鉄線のこと。大蛇は酔いがまわり、植物や花の名前を挙げ連ねて歌っている」と書いてありました。

 

えー。そ、それはつまり、酔っ払いが、「梅は咲いたか~、桜はまだかいな。あ、ちょいなちょいな」とうたっているようなものでしょうか!? なんだか親しみを感じてしまいました。

 

笑ってしまいますね、丁寧な注釈でとても深く楽しめますよ。

 

ついに毒蛇は「毒酒の酔いによろ、よろ、よろ。落ち来る木の葉は、はら、はら、はら」とよろよろしながらも戦いますが、スサノウノミコトにはかなわず倒れてしまいます。

 

演じるのは、稲田姫が先ほど解説をしてくれた新悟クン。

岩長姫が時蔵丈。スサノウノミコトが錦之助丈。時蔵さんと錦之助さんはご兄弟です。そんなことも知っていると尚楽しいですね。

 

今日の連れは、歌舞伎は2回目。きれいな衣裳やちょっと破天荒な展開をまっすぐに受け止めてくれて、とても楽しかったと言ってくれました。

「ん?なぜ、背中から出てくる?と思っても、それでいいんですね」

「うん。それでいい。あまり、むずかしく考えないで!」といったら納得してくれました。

そのあと、伝統芸能情報館で、千両箱を担いで記念写真も撮りました

 

先月も書きましたが、鑑賞教室は本当の役者の解説付き一幕見ツアーのようなもの。4000円で安くて、短時間であるのも魅力です。

3時半には終わり、お茶をしてあーだこーだと感想を言い合って帰りました。時間的余裕がうれしいですね。

 

7月24日まで。国立劇場にて。

7月26日・27日は神奈川県立青少年センター

 

日によってある「親子で楽しむ歌舞伎教室」は、お値段もお得です。

ぜひ小さいお子さんのうちから歌舞伎に親しんでみてくださいね!

 

http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_l/2018/3072.html

2018.7.6沢田研二 70YEARS LIVE「OLD GUYS ROCK」武道館 ライブレポ

 

ジュリーの古希コンサートに行ってきました。

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50周年コンサートは一人で行ったので、今度は友達と。

50周年コンサートのレポはこちら。

 

munakatayoko.hatenablog.com

 

2018年7月6日武道館。発売初日にチケット取ったのに、武道館のてっぺんですよ、本当にどれだけ人気があるんだか。ぶつぶつ。

何人入るか知らないけれど、武道館は満杯、そして1曲目から、ほぼ総立ち。私たち一番てっぺん組以外は、ほぼずっと総立ちだったといっていいです。

 

改めて言うまでもないですが、観客はシニアが多いです。てか、ほぼシニアです。なんとお元気なこと。しかもみなさんノリノリで、新しい曲もよくご存じの様子でした。

 

最初はスクリーンにはじける若きジュリー。徐々に年取るジュリーへ。

 

かっこ悪くなったという人もいますが、私はそうは思わない。たぶん美しいことで面倒なことも沢山あっただろうジュリーは、今の自分自身が一番気に入っているんじゃないかなとさえ、思います。

 

そして登場するジュリー。黄色い歓声!

なんとピエロの格好でした。

「体型隠しじゃないの?」という元ジュリーファン、T子。

「いやいやきっと『所詮人生はピエロさ』みたいな美意識では?」と私。

 

オペラグラスでのぞくと、かなりいろいろときらびやかな装飾がついており、凝った衣裳でした。途中で紫の襟巻を取ったり、片肌脱いだりすると、少しずつ印象の変わっていく衣裳でした。

 

ちょっとばらしちゃうと、最初の1曲目を歌う前に紫の襟巻が取れてしまい、「なんでお前、1曲歌う前にとれちゃうんだよ~」とボヤキながら、再度付け直す場面が。それがなかなかつけられず、ちょいかわいかったです。

 

1曲目は、懐かしの歌。

 

60過ぎたら爺さんとして地道に歌い続けようと思ったジュリー。大好きなギタリストと二人だけで全国を回りたいと思っていたそうです。

「構想12年。練習10日。お休み4日」って言ってたけれど、ほんと?笑。10日なの?笑

 

大好きなギタリストの柴山和彦さんと、全国を回るという夢をかなえ、今日のこのステージに。満員の武道館へ。

 

「二人で小さいところでやっていたらみじめやでー。だから武道館」って、あーた、みじめがいやだから、武道館でやるって言っても、満杯にできる人、なかなかおらんでー。

 

このギタリスト柴山さんは、30年もジュリーの傍らでギターを弾いていたんですね。

こちらの方のブログに詳しく載っていました。

https://blog.goo.ne.jp/chacha-sirius/e/e66b182fcb41514e99e5cb422694750c

 

この日も、かなり柴山さんへのリスペクトが強い感じでした。

 

ジュリーは、60歳以降は、「言いたいこと言わなくちゃ」と、反原発や環境問題を毎年新曲に乗せて歌ってきました。が、「わが窮状」くらいは知っていたけれど、それ以外は知らなかったへっぽこの私たち。

 

武道館のてっぺんでは歌詞がよく聞き取れなかったので、甘く伸びやかな変わらない声は満喫したものの、歌詞がよくわからなかったのが、とても残念でした。たぶんこれからいろいろと聞いてみて、「ガーン。こんなすげえ歌を歌っていたんかい!」とショックを受けるであろう私たち(;’∀’)

 

ものすごくメッセージ性が強く、とぎれとぎれにわかるワードに共感するものの、隔靴掻痒の感まぬかれず。

「君の笑顔はもう…」

「ロイヤルピーチは君のよう」

「君が育てた…」

 

「もしかして、福島の桃のこと?そうなの?福島の桃のこと、歌ってくれているの?」みたいな。

「バイバイ、原発って言った?今言った?」みたいな。

「福島.広島って言ってる」みたいな。

 

まさにロックだ。真の意味でのロック歌手だ、ジュリー。

 

 前回のコンサートで、「ありのままの君でいいんだよ」と教えてくれたジュリー(妄想です)。

その流れで、懐メロを期待した私たちは、今度はジュリーに「ダメダメ。前向かないと。時代はどんどん変わっているし、君、今何を感じているの?てか、今の世の中に何も感じないの? いーの?それで。ダメダメよ」と怒られてしまったようでした。

 

「俺は信じる。歌の力を。」と力強く歌うジュリーは

「お前はきっとやってくれる」と私たちのことも信じてくれるようです。

 

「ありがとさーん」

「ありがとうございました」

「どうもね」

「ありがとね」

「ようおこし」

 

前回は、歌のたびに3方向にお辞儀をしていたけれど、今度はバックにもいるから4方向を向いて、いろいろなポーズで謝意を表していたジュリー。

 

ちょっと上を向いて体を揺らすジュリー。口に水を含んでプハっと水しぶき。ああ懐かしい、昔のままのジュリーもやっぱりうれしい。

 

後半着替えてきた衣裳は、「え?なんでその恰好?」というまさかのスコットランドの民族衣装みたいなキルトみたいな恰好でしたが、あれはどういう意味があるのだろう?

 

きっと何か意味があるのだろうなあ? けれども今の私にはまだよくわからない。

 

甘いジュリー。

深いジュリー。

強いジュリー。

いい具合に力の抜けているジュリー。

ここだけは譲れないぞを持っているジュリー。

 

すてきでした。

 

何回も言うようですが、「懐かし」だけを期待して今回行く人は、ぜひ2012年以降の歌もしっかり聞きこんでいくことをお勧めします。自戒を込めて。

 

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シニア向けに考えてくれているのか、まだ日の明るい7時には終わったジュリーのコンサート。ぽつぽつ降る雨を避けながら私たちは神保町まで歩き、深夜まで飲み、しゃべり、笑い、まだまだ元気でいたいねと、やれ今度はアフリカに行こうだの、とりあえず宝塚を観に行こうだの、めっぽう元気に語り合ったのでした。

 

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ジュリー、今日もありがとう。「OLD GUYS ROCK」万歳!

インバウンド歌舞伎ツアー開催!

昨日は、インバウンドでの歌舞伎ツアーでした。

ご参加いただいたのは、カリフォルニアから来たご一家。お子さんもとっても楽しんでくれてよかった!

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先日のツアーと同じ「妹背山婦女庭訓」を見て、歌舞伎座ギャラリーに回るというツアーでした。

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▲決まってる!

 

先日のツアーと同じとは言え、先日は日本人だったので、インバウンドですと大幅にカットをする部分もありますし、逆に丁寧に説明する部分もあり、演目の説明も全く通常とは異なります。そのため、人物相関図を作ったり、英語を調べたり、準備をしてきました。

 

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これが結構楽しくて、はまりそうです。本来はパワポとかでやるべきなんでしょうけれど、とりあえず、アナログで。でも好評!

 

 

英語は、以前「やるぞ」決心したにも関わらずおざなりにしていたため、今回はかなり冷や汗をかくはめに…。

 

というのは、通訳さんが来る前にゲストさんが現れてしまったのです。当然そういうこともありうるわけで、まったく恥ずかしい限りですが、ハローのハの字も出ず、ただただスマイルのみ(苦笑)。頭の中真っ白でした!

 

これほど通訳さんが来るのを待ちわびたことはありません。もうちょっと英語を頑張ってやろうと反省しきり。

 

妹背山については、今月でかなり私も読みこんだので楽しく観劇しました。

 

あとでゲストさんに感想を聞いたところ、「すごく面白かった!!」。顔を見ると、嘘じゃないってわかります(^^♪ よかった。

 

Greenお三輪とRed橘姫とどっちがよかった?と聞いてみたら橘姫のほうが人気でした!新悟くん、きれいだったものね。

おひとり、「豆腐買いのおむらがコミカルでよかった」と言ってくれた人も!

 

美しいこと、コミカルな要素もあったことなどがよかったみたいです。

 

それから、小さな女の子と一緒だったので、飽きちゃうんじゃないかなと思ったのですが、ちゃんと最後まで観ていましたよ~。親もあまり子どもにおもねずに、自然に一緒に観ていたのがうれしかったです。

 

子どものうちに歌舞伎を見せるのは大賛成。頭で観ないで、感性で観るので、子どものほうがむしろ向いているんです。どんどん日本の方も子どもを連れてきてほしいなと思います。

 

今回のゲストは、大の日本びいきで実は浮世絵が大好きなんだそうです。2年ごとに日本を訪れており、今回も東京の後日光、北海道と回るそうです。

 

浮世絵から歌舞伎に興味がわき、今回初めての歌舞伎体験だったとか。なかなか歌舞伎のチケットを取ったりするのはハードルが高かったけれど、思い切って来てよかったと言ってくれました。

 

字幕のイヤホンガイドもとても助かったみたいです。(英語のイヤホンガイドは字幕のみ)

 

外国人とはいえ、歌舞伎を観たいと思う方は非常に日本文化に精通しており、積極的に質問もあり、むしろ普通の日本人より日本文化についてよく知っているということもありがち。よく外国から帰国した人が「日本文化をまったく知らなかったことに気づいて歌舞伎に興味がわいた」と言いますが、よくわかりました。

 

今回のゲストも浮世絵が好きだとおっしゃるので、太田美術館を教えてあげようとしたら「昨日行ってきました」とのことでした(笑)。浮世絵の原画も持っているらしい!

 

歌舞伎座4階に、1階ロビーに敷いてあるじゅうたんについての説明があるので、教えていると、「OH.宇治平等院ね、以前行きました」ですって。すごいなあ、私より良くいろいろなところに行っている~。

 

本当に、もっと深く、もっとわかりやすく、勉強しようと思いました!

大変刺激的で楽しいツアーとなりました。通訳の方、ありがとうございました。

ゲストさん、ありがとうございました。そして楽しい旅を続けられますように!

 

ツアー申込は、こちらから!

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濃厚すぎる1日、インバウンド、せごどん、七段目、セネガル戦

こんばんは。宗像陽子です。

昨日は、実に濃厚な1日でした。

10時集合でインバウンドの歌舞伎ツアー。アメリカからご参加のご一家4名をご案内しました。これについては後ほど書きます。

 

家に帰って、爆睡しました。(夜に備えて!)

 

夕ご飯を食べた後に、8時から大河ドラマ「せごどん」。昨日も胸が詰まる展開!グッときた!

 

9時からEテレで「七段目」!!あの2月の奇数日のっ!?仁左玉の!!!

とりあえず、録画!

でも、ちらっと見たろ。そしたら全部見ずにはおられなくなった!というわけで11時までかぶりつきで観てしまいました。本当に素晴らしいの一言です。

仁左衛門玉三郎が完璧すぎて、この録画は永久保存版ですね。

かわいくて、軽はずみなお軽がたまりません。

じゃらじゃらじゃらじゃら。

おっちょこちょいで、好奇心丸出しで、おだてられたらすぐに調子に乗るかわいいお軽がたまりません。

妹思いで、主人思いの平右衛門がたまりません!

ねいねいねいねい。

息の合った、仁左衛門玉三郎がたまりません!

いつか我が家で「7段目」カフェをやるというのはどうでしょう。

仮名手本忠臣蔵の説明をざっと話してから、この録画をみんなで観る。

観た後、わいわいと酒を飲む。あ、観ながらでもいいけれど。いや、だめ。

ふわ~。楽しそうです。

 

おっと、のんびりしてはいられません。

七段目のあと、あわてて、お風呂にはいる。もっと余韻に浸りたいけれど、その後があるんだ!

 

12時からワールドカップ第2戦のセネガル戦!

つまらなかったら消して寝ようと思ったのに、またまたあの展開!寝られるわけもなく、最後まで観てしまいました。2度も追いついてエライ!よくがんばった!

 

いや、よかった。勝ち点とって。

 

就寝2時過ぎ。

 

もうね、頭の中大混乱。

 

濃厚すぎないですか?この1日。仁左玉のあとのセネガルですよ?なんなの?

全部アドレナリンがグワっと上がり、心臓がバクバクになり、右脳がフル回転、左脳も結構がんばった!というものばかり。

こんな毎日が続いたらボケないだろうけど、心臓と血管が持たないかも。もう少し…どれか一つずつの毎日がいいな…と思った、今日は静かな月曜日です。

 

静かな月曜日は、しかし、恐ろしい原稿締め切りの足音が近づいてくるのが聞こえてきます。

ヒタヒタヒタヒタ。

 

しくしく。それではさようなら。