いやあ、3年ぶりですか。浅草歌舞伎。うれしいですねえ。
若い人たちがイキイキはつらつと演じる浅草歌舞伎は、魅力あふれる興行です。
「浅草歌舞伎の魅力」についてはまた別に書くとして。まずは2023年の演目紹介です。
「え!あの大役を〇〇が!」とか「なんと〇〇をやるの!」みたいなチャレンジングな演目やお役はないので、ちょこっと物足りない気もしないでもないですが、ともかく楽しみ。
吉之丞さんが出るのも楽しみです。
第1部 11時開演
引窓 11:00~12:20
ちょっと地味で、派手なアクションもストーリー展開もない。けれど、実に心にしみわたるお芝居です。悪い人はでてきません。
あらすじとみどころはこちら!
今回は、南与兵衛が隼人。板挟みになる優しい男を演じます。
濡髪長五郎が橋之助。どれくらい肝の太さを出せるか。
女房お早が 新悟。難しい役どころ!がんばって。
母お幸が 吉弥。安心!
幕間30分
男女道成寺 12:50~1:40
道成寺物は人気なのでたくさんいろいろなバージョンがありますが、今回は2人の白拍子と思いきや、一人は男性だったというバージョン。
白拍子桜子実は狂言師左近が、踊り上手の師匠巳之助 白拍子花子が新悟。
これは美しい道成寺ですぞ。
第2部 3時開演
傾城反魂香 3:00~4:30
以前、歌昇・種之助の自主公演「双蝶会」ですでに演じているども又歌昇とおとく種之助。
吉右衛門直伝のども又をしっかり継承できているか注目が集まります。
あらすじとみどころはこちら!
幕間30分
連獅子 5:00~5:55
松也兄さん、お久しぶりです!1年ぶりですね。歌舞伎の舞台にお帰りなさい!
連獅子をやりたいやりたいと言っていた莟玉まるるの念願かなっての連獅子。
後鳥羽上皇(笑)の親獅子に、まるるしっかりついていってください。
ぶんぶん振り回してください!
間狂言の二人は歌種兄弟で。
連獅子はいろいろな人がやっていていちいち感動してしまいます。
ブログに書いていないけれど、2020年8月コロナ後初開催の愛之助・壱太郎の感無量の連獅子や2021年1月の猿之助・團子のスピード感あふれる連獅子、浅草の雨の中で行われた勘九郎・七之助の連獅子も忘れられません。
昭和5年の連獅子ったら、こんなふうだった
私も大概好きだけれど、こんなにしょっちゅうやるということは皆さんも好きということですよねえ。
浅草歌舞伎での、松也莟玉の連獅子、楽しみにしたいです。
上演スケジュール
1月2日(月)~24日(火)
休演日 9日(月)1.2部 12日(木)1部 16日(月)2部
チケット
1等席 9500円 2等席6000円 3等席3000円
チケットweb松竹にて 売り出し始まっています。
アクセス
地下鉄 銀座線(渋谷~浅草) 浅草駅 1番・3番出口 徒歩5分
都営浅草線(西馬込~押上) 浅草駅 A4出口 徒歩7分
私鉄
東武鉄道浅草駅 北口 徒歩5分
つくばエクスプレス(秋葉原~つくば) 浅草駅 A1出口 徒歩3分
ではではお楽しみに~♪