昨日は、新春浅草歌舞伎の千穐楽。そして本日は国立劇場と歌舞伎座の千穐楽です。大きな事故もなく千穐楽を迎えられて本当によかったです。(まだ国立劇場と歌舞伎座は終わっていませんが)
さて、私は昨日歌舞伎座の夜の部を観たあとに、しらたまやに行ったんですね。
しらたまやってこちら
そしたら、浅草の千穐楽を堪能した人たちがどどっときましてホットな話を聞くことができとても楽しかったです。相互フォローの方にも逢えたりして。
24日に浅草に行って、26日に歌舞伎座に行った私でしたが、逆のスケジュールにすればよかった!と後悔するほど、浅草の千穐楽は盛り上がったようなのです。
以下、聞いた話とSNSから得た話なので、違う部分があればご指摘の上、ご容赦ください。
通常歌舞伎はカーテンコールはありませんが、新作では最近カーテンコールも多いですね。でも今回はすごかったみたい。10年の区切りの集大成としてみなさんの並々ならぬ気持ちが強かったのか。
カーテンコールというより、宗五郎の芝居の続き?
種之助、米吉が客席に降り、「宗五郎さん知りませんか」と客に聞きまわる。(一人の客にしつこく聞くと思ったら生田斗真だったとか。ちなみに生田斗真は松也の親友で、「挑む」という自主公演にも参加し、歌舞伎経験者なのです)
悪い人典三役巳之助は、顔を血みどろにしてつかまったテイ。巳之助くんは、夏の右近君の自主公演でも最後にもう一度義平次の拵えで出てきて笑わせてくれましたねえ。ホントにいい役者さんです。
猿之助さんから浅草歌舞伎のバトンを渡されていた米吉が、莟玉、橋之助に膝まづかせて(笑)バトンを渡したとか。
全員が想いを語る。普段静かで冷静な新悟くんがうっと声を詰まらせる場面もあったとか。今回重要なお役を多数務めて大変でしたから、重圧も半端なかったのでしょう。お疲れさまでした。
巳之助も普段はあまりお父さん(故三津五郎)の話をしないのに、したとか。
真面目な話をする人が多い中、種之助は「今日はおうちをこわしてすみませんでした」と謝って爆笑だったとか。(『魚屋宗五郎』の中で宗五郎が暴れて壊すところがあるのですが、その前に種之助がぴしゃっと戸を締めるところでこつんと1本の木が倒れちゃったらしい)
そして最後は、残る二人(橋之助・莟玉)にバトンを託して、7人の役者さんたちが去っていったとか。
なかなか泣けますね~。
10年はひと昔、夢だ夢だ~。
来年からは、莟玉、橋之助が率いる新春浅草歌舞伎。またどんなドラマが生まれるかたのしみですね~。
楽しかった。ありがとうございます。
歌舞伎座の感想はまたのちほど~。