「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

銀座しらたまや

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歌舞伎ファンが集う店として、知る人ぞ知る小料理屋「銀座しらたまや」。

歌舞伎が好きであれば、楽しめること間違いなしなので、行ったことのない人はぜひ一度行ってほしい。

 

銀座から5分くらいかな。地下のお店で入口がちょっぴりわかりにくいが、「ここかな」と思って地下をのぞき込むと、にざ様のポスターが貼ってあるので、それとわかる。にざ様に迎えられての入店だ。

 

店内はちょっと暗くて狭くて、初めてだとちょっとドキドキ。でも慣れてくるととてもこれが居心地の良い空間ということがわかって来る。

 

歌舞伎関係の飾り、本、ポスター、小物、おしぼりも。ほほほほ。常連客にはスッとご贔屓の紋の入ったおしぼりを出してくれるのも心憎い。

 

メニューはいくつかのコースの中から選ぶ。

 

ちなみに昨日は、お料理3つとご飯デザートのコースを頼んだ。

メニューには、季節感と女将の歌舞伎愛がたっぷりだ。

 

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かぼちゃとベーコンのバルサミコ酢あえ。

 

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糠で炊いたさんま。

 

糠で炊いたさんまなんて珍しいと思ったら、今月中村座が小倉で公演をしているので、それにちなんで、小倉の料理を入れたそうだ。実はここの女将は大の中村屋ファン。特に兄が大好きなので、中村屋の話題にはとにかく事欠かない。

 

小倉まで行きたいけれど、行けない人はしらたまやで糠で炊いたさんまをいただき、思いを馳せよう。(笑)

 

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菊とセリのお吸い物

出汁が味わい深く、香りのよいセリは根っこもいっしょにいただく。さて、なぜ菊のたっぷりはいっているメニューかと言えば、察しの良い方はお気づきだろう。

 

梅丸クンが中村梅玉丈の跡継ぎとして養子になり、莟玉と改名することとなった。今月夜の部の「鬼一法眼三略巻」の「菊畑」で、立役虎蔵を演じるのが莟玉として初めてのお役となる。

「菊畑」は、舞台があけると一面の菊畑、黄色が鮮やかで、菊のシーズンの今頃に上演されることが多いが、それにちなんで、菊たっぷりのお吸い物。うれしいではないか。莟玉さん。おめでとうございます!実にメデタイ!

しらたまやで、毎晩歌舞伎好きたちがおめでとうと言ってますよ!

 

ご飯は、10月は栗ご飯でこれも大人気だったようだが、11月は「三関せりと蒸し鶏のごはん」。

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しらたまやさんから許可をもらって画像いただきましたー。

むっちりした鶏さんがドンと乗っていて、お米は鶏さんの脂でツヤッツヤ。出汁がきいていてセリが鶏の脂をうまくやわらげていて、うまーーー!な一品。

このように季節に応じてメニューも変わるのもお楽しみ。

 

デザートは秋らしく、柿だった。

 

さて、小料理屋に一人で行くのは気が引けるマダムもいるだろうが、歌舞伎好きならここはまったく問題ない。

「今日は、昼の部を?」

「あ、幕見だけちょっと」

なんて会話からあっという間に意気投合することもあれば、

 

隣の二人連れのディープな会話に耳をすませているうちに、ムズムズしてきて思わず

「私、その役者さんのファンなんです」と参入してしまったり。

 

会話が弾み、Twitterしていると聞いてフォローしようと思ったらすでにしていて「あの人だったんか!」となったり、されていて「ひゃ!」となったり。

 

次第に場が和んでくると、もうみんなで語り合う場になって

「どうなんでしょうね、ナウシカは…」

「原作を読んでいるけれど、さっぱりわかりません」

宙乗りばっかりになるんじゃ…(笑)」

 

など、もうさっきまで知らない同士とは思えないほど、話が盛り上がる盛り上がる。

 

 

とここまで言っても、さすがに一人で行くのはちょっと敷居が高いという人におすすめなのが、月末によくやるしらたまやのイベントに参加すること。

今まで、歌舞伎役者さんを呼んでお話を聞いたり、脇役についてのレクチャーだったり、様々なイベントを企画している。それだと行きやすいのでは。実は私が初めてしらたまやに行ったのも、そんなイベントだった。

 

11月の末にも、なにやらイベントがあるみたい。うふふ。まだ公式に出ていないからここには書かないでおくけれど。ヒントは文中にあり。

 

家に帰っても、今日観た歌舞伎の感動をわかってくれる家族がいないとか

歌舞伎について語りあえる友達がいないという人、ぜひ一度行ってみて。歌舞伎沼がまた一段と深まること請け合います。(*^。^*)

 

銀座しらたまや

中央区銀座6-2-6

■電話 050-5243-4420

■定休日 月曜 火曜 

■営業時間 15:30~23:00