新国立劇場中劇場に、音羽屋の初春歌舞伎公演を観に行ってきました。
国立劇場一旦閉場(怒)により、他の会場での上演を余儀なくされている様々な公演。
そのひとつが尾上菊五郎劇団の初春歌舞伎公演です。お正月の明るくて楽しい復活通し狂言。初日何日かはロビーで獅子舞が踊り、鏡割りがあり、華やかな飾りつけも楽しく、お芝居の中には手ぬぐい撒きがあり。
「ああ、正月だ!」と実感できる公演でした。復活通し狂言と言っても、時事ネタを入れ込んでいるので必ず笑いも入って楽しく華やかに打ち出し!
ああ、なんていい時代だったんだろう。
とはいえ、後ろを向いていてはいけません!今年からは新国立劇場中劇場での開催です。中劇場はいったことがありませんでしたが、京王新線初台駅北口から直行。
▲わかりやすいし、近い
案内もあるし、ホントにすぐなのでとても楽ちんでした。京王線に乗ってしまうと初台には止まりませんので、そこだけ注意すればアクセスはいいかと思います。京王新線は、都営新宿線に直結しています。
公演は1時から。新国立劇場の真ん前にドトールがあったのでそこで軽食をとり、おやつのアンパンまで買い込んで中に入りました。ほかにもローソンなどのコンビニもありました。コーヒーはドトールでも飲んだけれど、自宅からも持ち込み。
中に入ると、会場を囲むようにロビーがあり、イスも多めに配置されゆったりしています。席では飲食不可ということでロビーで食べている方も多かったです。
ロビーでドリンクが買えますが、コーヒー・紅茶500円。シャンパン2000円というお値段。
気づきませんでしたが、ペットボトルの水も買えるものの200円だそうです。
座席は総客席1002席(1階753席・2階249席)。当日券は席があれば売ります。今のところだいぶ席は空いていましたが、とてもよい公演だったので、日に日に座席は埋まっていくように思います。
舞台はあまり奥行きがないけれど、回り舞台で工夫。花道もないのがとても残念。巡業のように下手をちょびっと張り出すような形でなんとか。勧進帳はできませんね。六方が一歩で終わってしまう(;^_^A
私の座席は2階席の1番前でした。
見え方は、手すりも邪魔にならずよかったです。ずいぶん高さはあって、歌舞伎座の2階とはだいぶ感覚は違います。オペラグラスはあった方がいいです。
1階は目の前が通路の10列目はいいですね。
1階の5列目までは平場。6列目以降は、通路後の10列目以降も同様にかなりの傾斜があるので、前に大きな人が座ってもかなり見やすいです。
2階は1番前でも舞台までかなりの距離があったので、差額を考えても1階をおすすめしたいです。
1等12000円(あぜくら会員だと10800円)
2等8000円(7200円)
3等3600円(3600円)
うーん。12000円か。でも歌舞伎座に比べたら安いですよ。
今回の演目は3つ。
梶原平蔵誉石切、芦屋道満大内鑑~葛の葉、勢獅子門出初台の3つでいずれもとって~もよかったです。パンフレットは薄めで1000円でした。
台本なかった?ですよね。確認忘れた。要確認。
古典に注力してくれたのがうれしいですね。
演目についてはまた別稿で書きます!
とりあえず、国立劇場中劇場についてでした!
チケットはこちらから。
観劇レポ。『石切梶原』はこちら!
葛の葉はこちらから!