「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

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真田氏ゆかりの松代~松代藩文武学校~長野その7

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→真田邸から続きます。

 

真田邸から数分で到着するのが松代藩文武学校です。

松代藩文武学校

松代藩士の子弟が学ぶ藩校として開校したのは、1855(安政2)年のこと。

文学書、教室、剣術所、柔術所、弓術所、槍術所などすべてが開校当初の位置に現存している藩校は全国にもなくて、19538(昭和28)年に国の史跡に指定されたそうです。

 

こちらは剣術所。剣道の練習所です。磨き上げられた床がなんとも気持ちがよい。よい「気」が漂っています。毎年「松代藩文武学校杯争奪剣道大会」が開かれるそうです。こうやって今でも実際に使われているというのがいいですね。ほかにも弓術所や柔術所なども使われています。また、ロケなどでも使われるそうですよ!そういえば、何やら見たことがあるような、ないような…。

 

 

文学所では障子の向こうで影絵の映像が。とてもリアルでした。

 

お隣が松代小学校。

敷地の隣は松代小学校。敷地が広いし、隣が文武学校だし、最高の環境だなと感じました。

なんてステキな小学校!

のどかな風景が広がります

 

旧松代駅。今はバス停があるばかり

駅舎の中もノスタルジー



 

実は、行きは時間を調べていったからスイスイだったのですが、帰りは時間をちょっと間違えてしまったようで、帰ろうと思っていたルートだと1時間半ほど待つことに…。

 

そうだ!行こうと思った佐久間象山記念館に行けるかもと思ったけれどもう閉まっている時間。微妙に時間が中途半端で佐久間象山は次回のお楽しみに。佐久間象山先生は松代藩の出身だったんですねえ。松代宝物館から歩いて10分ほどなので、次回はぜひ行ってみたいです。

 

1時間半も待つのはツライので、いったん長野駅まで行くことにしました。それはそれで遠回りで結構な時間がかかってしまいました。

みなさんも帰りの時間はしっかりチェックしておいた方がいいですよ。

 

長野は気持ちがよいほど暖かかったのですが、4時を過ぎると急に冷えてくる感じ。バスを待つ心細さも相まって、寒い。

 

ずいぶんと遠出をした気分になり、6時頃真っ暗な中、やっと仮の宿にもどったのでした。しかし、長野の質実剛健な風土の一端に触れることができ、楽しい半日トリップでした。

次は須坂クラシック美術館の「きもの日和」に行きました

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