こちらから続きます。
翌日は、こんにゃく番所へ。
山形市から10キロほど車で走ったところにある羽州街道楢下宿は、奥州諸大名の参勤交代の宿場として栄えたところだそうです。
まずは「こんにゃく番所」でお昼ご飯。こんにゃくのフルコースを楽しみました。
江戸時代、ここらに住む人たちは楢の木で炭を焼き、生活の糧とし、冬の農閑期にこんにゃくを煮たものを食べてそこからこんにゃく作りへの挑戦が始まったそう。
こんにゃく芋は食用になるまで3年かかるし、味にこだわれば温度、放置時間、石灰の妖怪温度など微妙に変わり、とても難しいとか。
しかも、こんにゃくをしっかりこねられるようになるには、腕1~2年、腰3~4年、腹で練られるようになるまでは5年以上かかるとパンフレットに書いてあったけれど、腹で練るってどういうこと??(';')
この仕事への情熱がないととてもおいしいこんにゃく作りはできないということです。そしてお水で作られたこんにゃくはいろいろな料理に大変身。
おすし、おもち、そば、黒豆、これも?これも?というくらいビックリさせてくれました。
こんにゃくフルコース!
これがまあ、なにがすごいと言って、なにもかもがこんにゃくなんです。
先付け、前菜、お造り、煮物、揚げ物、〆のお蕎麦、デザート。
何もかもが見た目は懐石料理、味もちゃんとそのもので美味しい!なのに、こんにゃく。
ヘルシーですね!
春巻きや黒豆まで。黒豆は、半分本物の黒豆で半分が黒豆みたいにしたこんにゃく。食べながら「あ、これは黒豆。あ。これはこんにゃく!」と当てっこするのも楽しかったです。
春巻き!上にあるのは、なんちゃってホタテ!
締めのおそば!
懐石料理みたいなフルコースなのにお値段が安いのも魅力。
売店やカフェも充実していました。
ぜひ機会があれば行ってみてください!
こんにゃく番所
アクセス かみのやま温泉駅(新幹線とまります)から車で約20分です♪
次は楢下宿を散策!