こんにゃく番所があったのは羽州街道楢下宿。おなかが満腹になったところで、周りを散策します。
この地域は「史跡 羽刕街道楢下宿・金山越」として国の史跡に指定されています。
▲滝沢屋
羽州街道楢下宿は、参勤交代の大名が通る道として昔栄えたそう。慶長7年(1602)に楢下宿が設けられ久保田藩の佐竹候が楢下宿を通ったと記録があります。
参勤交代制が確立したのは寛永12年(1635)、そこから西奥羽地方の13藩が通行したのですね。さぞかし賑わいがあったのかと思いますが、今は…。
とても静かで人がいなくてうれしい…。
古民家をいくつか見て回りました。
▲大黒屋 天井は高い
▲楢下宿の提灯が飾られていました。部屋は広い広い。勝手は18畳。
▲雪深い土地なので、かんじきや簔、ゆきんこみたいな簔もありました。(一番左)
庄内屋は、準本陣級の格式があり庄内藩主の定宿だったんですって。奥には、畳敷きの部屋が「玄関の間」「中間」とあり、「上段」という少し高くなっている畳敷の部屋がありました。ここにお殿様がお休みになったんですね。
庄内屋は、年代測定の結果楢下にのこっている家屋の中で一番古い建物であることがわかったそうです。18世紀中ごろに建てられたものだとか。しっかりしています。
明治初期にかけられた珍しい石で作られた橋もありました。名前は「新橋」!
それまでは木の橋で、洪水のためひんぱんに流失したので、明治時代に西洋の土木技術が導入され、石の橋がかけられたそうです。
その当時のままなので、古い!
趣があります
渡り切ったところで
古いので石橋に触れたり座ったりしないようご協力をお願いしますと書いてありました汗。
もう橋を渡っちゃいましたけれど。。大丈夫なのだろうか…。
▲空を突っ切る飛行機雲
またまた緑と青と大きな白い雲を見ながら、ドライブです。
次は不思議な不思議な「瓜割石庭公園」です!
続きます♪