本日は、若い人を二人連れて、国立劇場歌舞伎鑑賞教室に行ってきました。
コンパクトな内容。
歌舞伎の見方が面白い。
安くてコスパがよい。
というわけで、いつもおススメしている歌舞伎鑑賞教室です。
▲いつもと違う幕だわー
11時開演、歌舞伎の見方が25分。20分の休憩の後日本振袖始が55分
今日は日曜なので制服の学生さんはいなかったけれど、若い人たちがとてもたくさんいて華やかでした。やっぱりいいですねえ。
歌舞伎の見方は、毎年工夫を凝らしていて面白いです。今回は、あかるいおぼっちゃまキャラの虎之介くんがパーンとはじけていました。お手伝いの中村祥馬クンがカミカミで虎之介くんにいじられていました。おばちゃん、ハラハラ。いいのよ~、がんばって!
そうそう。遅れて席に着くと、めっちゃ虎之介クンにいじられます、しつこくいじられます(笑)。
最初は「初めての歌舞伎」に緊張気味の観客席も、虎之介くんのトークですっかりあたたまり、本編が始まっても反応がとてもよかったように思いました。
スサノオノミコトが出てきたときなんて「お!さっきのおもしろいお兄ちゃんが、かっこよくなって出てきたぞ!」みたいなジワが広がっていました。
今年度は、6月が「日本振袖始」。7月が「双蝶々曲輪日記~引窓」
7月の引窓ももちろん名作だからいいのだけれど、「初めての人が求める歌舞伎らしさ」という意味で言ったら、やっぱり「日本振袖始」の方を断然推したいと思います。小さな子どもから外国の方まで、じゃんじゃん見てほしいですね。
今日連れて行ったのは、歌舞伎初めての人と3回目くらいの人かな?どちらも30代。
鶴松クンの稲田姫に、かわいい~っと感心したり、
扇雀岩永姫ががーっと出てきたときの存在感に圧倒されたり、
大蛇の分身クンたちの一生懸命の怖い顔にちょっとクスリと笑ったり(なんかワチャワチャしていてかわいいんですよね)、
とても楽しんでくれたので、私も大満足♪
イヤホンガイドいらないんじゃないかな~と思ったけれど、一人は借りてとてもよかったとのことでした。岩永姫や稲田姫の心理から出る表現などを詳しく説明してくれたそうです。
6月歌舞伎鑑賞教室は6月24日まで
11時開演~12時40分終演
2時半開演~4時10分終演
社会人のための鑑賞教室は、あ!もう終わっちゃった。
外国人のための鑑賞教室は英語を交えた解説つきで、23日にあります。
でも、イヤホンガイドで英語版あり。
詳しくはこちらを見てね
日本振袖始のあらすじとみどころ 2018年歌舞伎鑑賞教室の様子はこちら!
いよいよ閉場まであと142日。ううう