「道行再考」を観た翌日、須磨を歩いた。
前回須磨に旅行した時に、敦盛塚にまでは行ったけれど、首のある須磨寺までは行けず。ってか須磨駅から遠そうだなーと思って日和ったのだが、今回行ってみたら駅からすぐ近くだった💦
途中遊びながら!
敦盛の首塚があるから行きたかったのだけれど、行ってみたら思っていたよりずっと平家愛にあふれていて楽しかった。
冒頭の写真が、源平の庭にある熊谷直実と平敦盛の戦うところである。
歌舞伎ファンであれば、陣門組打の場。
「あたし、敦盛さんめっちゃ好きやねん!」と言ってるおばちゃんがいた(笑)
↓平家の人々の石で作ったお人形や、動く源平合戦のミニチュアなどあり、かなり源平愛を感じる。
↓青葉の笛!(縦に配置されてます)
↓何やら印象深い鬼の面
↓敦盛の首を洗ったと伝わる池
↓首実験をした義経が座った松
↓こちらが敦盛の首塚 合掌!
わずか17歳(しかも数え)で熊谷直実の手にかかり、亡くなった敦盛。虚しい人生と思うかもしれないが、こうして多くの人の心の中に生きているのだから、ずっと生きているとも言える。
須磨寺には源平だけではなくて、シベリアに抑留されて亡くなった人たちも祀られており、今まさにロシアとウクライナで起こっていることにも思いをはせて思わず合掌してしまう。
思えば、
「みんなみんな覚えていて欲しい」という道行再考のセリフの一つは、FFXのユウナの台詞にも通じていて、いつの世にも通じる願いなのだなあ。
須磨寺を出て、松風村雨堂。これは、歌舞伎の「須磨の写し絵」で、描かれたところ。
須磨に流された在原行平が、松風村雨という姉妹と知り合って愛するけれど、捨ててしまう。
いかにも寂しい小さな庵。
駅に戻り、他のメンバーとも待ち合わせ、再び源平合戦の跡を辿る。
続いて須磨駅にもどり、須磨ロープウェイから展望台へ向かいます