「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

6月より一幕見再開!

待ちに待ったる歌舞伎座の一幕見が6月より再開です。

 

一幕見席再開

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リニューアルオープンということで以前より若干システムが変わります。

新たにできることは事前に指定席を予約できること。70席

今まで通り、当日販売の自由席もあります。ただし20席

立ち見はどうなるのかな?当日販売で行けるのかな?

一幕見とは

一幕見って、歌舞伎座では3年間やっていないわけだから、知らない人もいるのかな?

 

歌舞伎って昼の部・夜の部だけでも3~4時間かかるし、初めて観るにはハードルが髙かったりする。

歌舞伎は、芝居や踊りがいくつか入って、当日のプログラムとなっているので、その一つだけ観られるというのが一幕見。

通常の入り口とは全く別の入り口から4階直通で。

1~3階には行けないので、ロビーの雰囲気を味わったりレストランに入ることはできない。

確かに遠いし、声も聞きづらいけれど、雰囲気は味わえるし、オペラグラスさえあれば役者の顔もわかるし、全体を俯瞰してみることができる。

 

一つだけしかみないので、

時間もお金もないときに楽しめる。



まずは歌舞伎初体験という人にもおススメだし、贔屓の役者や演目などその月に何度も観たいという通の人も多く行く。


イヤホンガイドも安い

値段は、演目合せて3階B席の値段になるように設定されている。

つまり、昼の部を全部幕見で観た場合、3階B席で観たのと同じ値段というわけ。

たとえば、6月の昼の部なら

傾城反魂香

児雷也

扇獅子

と3つの演目がかかる。3階B席は4000円。

なので、

傾城反魂香(2幕) 2000円

児雷也(1幕) 1200円

扇獅子(舞踊) 800円

 

とかね(たとえばですよ)。合計して4000円になるように価格が設定される。

これだととっても気軽に見やすくなるでしょう?

 

夜の部は義経千本桜の半通しなので、たとえば最後の四の切(川面法眼館)だけ会社帰りに観るということもできそうです。

 

楽しみですねえ。私の一幕見ツアーもいよいよ再開間近です!