「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

【12/7】第8回「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ 木ノ下裕一×田中綾乃」『近松門左衛門』vol.2開催

第8回目となる
「作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ 木ノ下裕一×田中綾乃」 が12月7日に、TKP市ヶ谷カンファレンスセンターにて開催されます。
今回は『近松門左衛門』vol.2 です。

私たちは今まで本講座で、

・多くの歌舞伎の作品がどう作られてきたか(作者の視点から)。
・役者がそれぞれ役の性根をとらえ、解釈を加えて新たな人物像を形つくっているか
・江戸、明治、大正、昭和、平成といった変化する時代背景の中で劇評家たちがどうそれを評価してきたか。

をテーマごとに学んできました。

 

そして前回からのテーマは「近松門左衛門」。今回はvol2

前回は、木ノ下さん担当で、前半はざくっと近松の人生を振り返って、その作品に影響を及ぼしている背景について探りました。

 

後半は、「傾城反魂香」の深掘り。普段かからない部分のお話も詳しくあり、その奥深さには皆さんビックリでしたね!

 

今回は、田中綾乃先生の「劇評家編」です。

現代に復活された近松作品を役者たちはどう解釈し、演じてきたのか。劇評家たちは近松の舞台をどう評してきたのか、役者の芸談や劇評家たちの舞台評を軸にして、近松作品の真髄を探ります。

 

田中さんの近松評に対して、木ノ下さんが近松への愛を全開にして応えます。
お二人のトークの化学反応が、今回もとっても楽しみです!

 

全3回の「近松特集」の2回目ですが、1回目を観ていなくても十分楽しめる内容です。

師走の平日の夜ですが、お仕事帰りにちょっと市ヶ谷までお越しください。


文楽でも歌舞伎でも、近松作品はかかることの多い演目です。今後の舞台鑑賞にきっと役立つことと思います。


前回の、第7回作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ 木ノ下裕一×田中綾乃『近松門左衛門(時代物)』の様子はこちら。

munakatayoko.hatenablog.com

■日時:2023年12月7日(木)18:45~20:45
■受講料:4500円
■定員:70名
■会場:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター3B会議室
■アクセス:JR市ヶ谷駅都営地下鉄市ヶ谷駅4番出口、東京メトロ市ヶ谷駅7番出口

★今回は場所も時間も今までとは違います。お間違えのないようお気を付けください。

■申込:https://lets-grace.com/contact
■主催:

lets-grace.com