「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

FFXを観る前に。

ついに行ってきました。FFX

場所は豊洲。ゲームやらないし、チケットは高いし、グルグルまわる舞台なんて酔いそうと及び腰だった私ですが、ついに行きましたよ。


予習はYouTubeでおすすめの一本だけ見て
「こりゃまたなんとも壮大な話だな」と分かったのみ。

でも行ってみたらとっても楽しめました。すでに多くのレポが出ていますので、今さらという感じもしますが。
観劇感想の前にこれから行く人のために。

ゆりかもめで市場前駅下車。北口降りたら改札を右に出ます。エスカレーターで下に降り、ちょっと行って最初の角を左に折れるとすぐ目の前にIHIステージアラウンド東京が見えてきます。

前編が12時開演。開場は11時半きっかりなので、あまり早く行っても歌舞伎座木挽町広場のようなところはなく、手持無沙汰になっちゃいます。(たいそう手持無沙汰だったムナカタ)

後編は5時半開演ですが、前編が終わってからロビーは開放されているので、自由に入ってグッズなどを買うことはできます。1時間半間があくけれど、割と時間はつぶせました。

上演時間
《前編》 3 時間 35 分
11:30 開場 12:00 開演
第一幕 55分
休憩20分
第二幕・第三 幕75分
休憩20分
第四幕 45分

《後編》 3 時間 25 分
17:00 開場 17:30 開演
第五幕 55分
休憩25分
第六幕・第七幕・第八幕 125分

飲食

私が行った日は天気がよく、駅から劇場までは桜が満開、劇場前の植え込みにはチューリップがいっぱいで気持ちがよかったです。


しかし、雨だと外にはいられず辛いかも。キッチンカーしかないし。その場合は豊洲まで電車で行っちゃうというのもいいかもしれないですね。ゆりかもめで5分だし、豊洲には駅直結でなんでもあるので。


私は通しで観る予定だったし、キッチンカーの行列とか嫌だったので食料持参。サンドイッチとおにぎり1個とコーヒーです。これでなんとかなりました。

まあ、何があるかわからないから、多少の食糧と飲料は持っておいた方が良いですぞ。

キッチンカー側のテントは200席以上あり、余裕がありました。行列もさほどではなかったです。

トイレ

休憩時間もほどよくあり、トイレ渋滞もなくスムーズです。

パンフレット購入

グッズの行列に並ぶのはイヤだけど、パンフレットは買いたいという人は、現金3000円を握りしめていきましょう。現金のみの列はすいていて、すぐ買えます。

実はわたくし、当日お財布を忘れてしまい、テンションがっくり。ロビーに行ったら、グッズ売り場にパンフレットが並んでおり、「現金のみ」という黒々とした文字がバーンと私を拒否。さらに3000円という高額にますますテンションだだ下がり。

チラシに、人物相関図が書いてあったので、これでいいか~とあきらめムード。

ところがTwitterで、「財布忘れてパンフレットは現金のみ」とぼやいたところ、すぐに「それは、現金ならすぐ買える列という意味なのでは?」というリプがつきました!な、なんと。
そして、売り場で恐る恐るカードで買えるか聞いたところ、無事ゲットできました!ありがとうございます!Twitterの民!


パンフレットの中身

お話自体、そう難しくないし(単純という意味ではないです。お話は非常に深いけれど、すごくよく作られているので、あっぱらぱーの私でも一応の理解はできる)、人物相関図はチラシでもわかるので、パンフレットは絶対おススメとは言わないけれど(高いし)。やっぱり買ってよかったかな。

パンフレットで良かったのは、菊之助が、ティーダと自分を重ねていると語っている部分。これは泣けました。
父と比べられることはイヤだったと。父と言えば、名優、人間国宝菊五郎。それがジェクトという親を持つティーダと重なったというのです。

キクタン、ごめん。今まで親父様と比べた言い方、したことなかったとは言えない。ごめんなさい!

もう一つは、スタッフインタビュー、やはり、音楽、美術、衣裳さんの話はグッときます。
そしてFFを作ったメンバーと菊之助との座談会。FFを知らないだけに。作った人たちが「歌舞伎の人たちはみんな若いんですね」と言っていることへの面白さなど。なんだか本当に、異次元の文化と文化のぶつかりだったのかな。本当は異次元でもないのに。

一方、FFXのあらすじは、とってもあっさり。もうちょっとあってもよかったかな、私には。
細部までなくていいんだけれど、世界観というか。YouTubeの解説はよかった。

用語集とかあってもよかったかなと思いました。もう一度YouTubeで復習しようかな。

イス

菊之助のアイデアで、クッション付きのイス。まことによかった。あのクッションはステアラが解体されるとどうなるんでしょうか。もったいないなあ。

客席に入ると、うわー。円形。今までの劇場の概念がガラリと変わるかんじに期待感も高まります。

そして、続く~。観劇レポへ。
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