明治座に行ってきました。
明治座は、東京で最古の劇場だそう。今年150周年とのことで4月5月続けての歌舞伎上演となります。
明治座へのアクセス
明治座の最寄り駅は、都営新宿線浜町駅。A2出てすぐです。楽!
他には都営浅草線人形町駅から7分。お散歩しても楽しい道です。
持ち込み弁当を食べるところは
明治座は、弁当持ち込みが不可です。中でお弁当は売っていますし、レストランやカフェラウンジもありますが、持ち込みの場合は外で食べるのがおすすめ。天気さえよければ、外は浜町駅までもベンチがありますし、広くて気持ちのいい浜町公園もすぐ近くにありますので、お弁当を食べるのには困りません。雨だったらどうしようかな。
▲浜町公園がすぐです
▲お花もいっぱいで気持ちが良い
フロア案内
1階
フロアは、1階がエントランス。それほど広くはありません。
軽食・カフェも食べられる
2階
カフェラウンジ。
フォトスポットも。
150周年記念らしく、明治座の歴史のパネルが展示されており、興味深かったです。
明治座の名称は、喜昇座、久松座、千歳座と変わって、明治26年に明治座となりました。明治、大正、昭和と様々な芝居が上演されていて、その写真もありましたが、昭和39年の東宝劇団による「さぶ」の市川染五郎(現・松本白鸚)と中村萬之助(後の中村吉右衛門)のイケメン2兄弟の写真にグッときました。ファンの方、チェックお忘れなく。
3階(劇場1階)
3階まで行って、やっと劇場の1階です。この辺は博多座とか大阪松竹座と同じですね。
それを思うと、歌舞伎座って入るとすぐに1階客席でいいなあと思います。
今回私は3階席だったので、上っていくのに一苦労(5階ですからね)。もちろんエスカレーターはあるのですが、幕間には全部下りになってしまい、休憩後に客席に戻るときに階段を上らなければなりません。また、2階客席から3階客席に上がるには階段を上らなければならず、今は体力があるからいいのですが、いつまで上れるかなあとちょっぴり不安になりました。
3階(1階客席)には売店があり、様々なお土産やグッズ、洋服(!?)など売っています。売り子さんも元気に声を出していて、にぎやかです。
お弁当もこちらで売ってます
▲光っていてすみません
ジェラート売っていて、おいしかったです(500円)マンゴーまたはバニラ
4階(劇場2階)
4階(2階客席)は、食堂「藤の間」と「桜の間」があります。
5階(劇場3階)
5階(3階客席)は、食堂「菊の間」と「梅の間」があります。というか今気づきました。階段を上ってすぐに客席だったので、気づきませんでした。
私は、今回3階A席の1列目だったのですが、手すりが邪魔。視界を遮られます。背中を後ろの背もたれにピッタリとつけると、こんな感じ。
さらに席によっては、この手すりの下に余計な飾りが付いているところもあり、そんな席だったら最悪です。
スタッフさんが「ほかの方の迷惑になりますので前のめりはおやめください」とアナウンスをしていましたが、それはないでしょう~と思いました。
これマジ無理だわ~。
次回からは2列目か、もしくはB席にしようかと思います。ガーン。4月5月全部同じような席にしちゃったー。
開場は1時間前なので、ゆっくりできます。
パンフレットは2000円。内容に比して、高すぎると思いました。
動く緞帳!?
それから皆さん早めに行ってぜひ緞帳を見てください!ビックリしました。あれを緞帳と言うのかどうかはわかりませんが、じっと見ていたら
▲これこれ!
ん?ん?ん? 動いてる?絵が動いてる?
となって、2度見、3度見でした!ぜひ観てください。街の様子を描いた絵なのですが、雲が流れていて、街の人々が動いていました!
チームラボ作成とのことだったので、なるほど~~と思いました。ぜひ観てね。アナウンスがあったのかもしれませんが、聞き損ないました。
全体的にスタッフはきびきびと気持ちがよく、楽しい観劇タイムを過ごせました。
人形町の名前の由来(お散歩)
本日は、行きは浜町駅から。帰りは散歩をしたくなって、人形町駅まで歩いて帰りました。甘酒通りをポコポコ歩いていると弁慶さんの銅像があります。
350年ほど前、この辺りには、市村座と中村座が歌舞伎を上演していました。
また浄瑠璃による操り人形の芝居小屋もあり、にぎわっていました。そしてこのあたりでは、人形の製作や修理をする人形師たちがたくさん住んでいたそうです。これが人形町という名前の由来だそうです。
このあたりを歌舞伎発祥の地とし、その記念として歌舞伎十八番の中でも人気の「勧進帳の像を設けることにしたそうです。
時々、マダムたちが大勢詰めかけている洋服店があったり、たい焼きを売っているところもあり、人形町までの道も楽しくおもしろかったです。
演目についてはまた別稿にて。