「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

ナウシカ歌舞伎 主演の尾上菊之助けが。8日の夜の部休演

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6日に始まった新橋演舞場の「風の谷のナウシカ」。

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口コミに見る評判は上々で、私も楽しみにしていますが、昨日残念なニュースが入りました。

 

昼の部のもう少しで終わるところ。ナウシカが鳥馬「カイ」に乗って花道から揚幕へ、あと数メートルというところで落馬。ケガのため夜の部は中止となりました。

 

その時点では、機材トラブルとのアナウンスがあり、その後、浴衣姿の七之助が出てきてにこやかに「機材トラブルのため、ここで終了。この先は、ご想像で‼ナウシカが空に羽ばたきます!」と終演のご案内をし、なごやかな雰囲気で終わったそうです。

 

「胸もはだけて、浴衣姿で出てきた七之助さんのにこやかなアナウンス」というのが、本当にさすがというか、大したもんだというしかありません。

もちろん、楽屋内ではどうなるのか、どうするのか、菊之助自身は、と上を下への大騒ぎだったのかと思うのですが、それをすべて飲み込んでというか、吸収して、わざとだらっとした様子そのままで出て、「みなさん。このあとは、想像して!」とにこやかにいって、満席の会場を納得させてしまうという。

緊迫した様子で言ったなら、会場内動揺したでしょうし、しんみりと言われたら心配になっちゃうし、木で鼻をくくったように言われたらそれはそれで腹がたつし。これ以上ないというパフォーマンスだったんではないでしょうか。さすがクシャナ

 

菊之助さんは、その後病院で左手肘の骨折、ひびが入っていることがわかりましたが、本日10日より再演とのこと。「カイ」の中の人の情報はまったく出ておらずわかりません。大事ないとよいのですが、心配ですね。

 

もともと歌舞伎の馬は、二人で馬の役を担いますが、それでも役者を乗せて歩いたり走ったりするのは大変でしょう。それが今回の鳥馬というのは、衣裳をつけた大人の男を肩車して、走ったりするわけですから簡単ではありません。重いでしょうし、バランスを取るのもむずかしいでしょう。今日からまた昼夜公演となりますが、本当にけがのないようつとめてほしいものです。そしてご自身を責めないで。

 

歌舞伎の特に新作では、2年前の猿之助の大けが、つい今年7月の海老蔵の病気による休演などがありました。猿之助のワンピースの場合は、たまたまダブルキャストだったため、休演にならずに乗り切りましたが、その都度ささやかれるリスク管理。今後、無視はできない問題となりそうですね。しかし、来年の襲名披露とか絶対に代役の効かないものは、休演日を設けたり、スケジュールを考えたりして対応していくしかないのでしょうね。

 

さて、まじめな菊之助さんのこと。どれだけ悔しく思っているか、申し訳なく思っているか。想像するだけでこちらの胸が痛くなってくるほどですが、どうぞお大事に。ナウシカなんだから、ギプスはめていたっていいじゃない。しっかりとケガをした部分を動かさぬよう固めて、千穐楽まで走り切ってください。これ以上何も起こりませんように!

 

私は原作を読んで予習!そして、先にパンフレットを購入することに!本日、歌舞伎座へ、白雪姫を観に行くのでその前に新橋演舞場に寄り、筋書を購入する予定です。グッジョブ。

※なお、私は昨日新橋演舞場にいたわけではありませんので、公式HP歌舞伎美人、および、ツイッターの複数の方のなるべく客観的なつぶやきからその場の状況を書いております。間違っている記述などがあれば、ご指摘くださいませ。