お正月の歌舞伎座演目をご紹介します!
- 昼の部 11:00開演
- 『寿曽我対面』(ことぶきそがのたいめん)
- 『陰陽師』(おんみょうじ)
- 『封印切』
- 夜の部
- 『熊谷陣屋』
- 『二人椀久』(ににんわんきゅう)
- 『大富豪同心』
- 上演スケジュール
- チケット金額、売り場
- 歌舞伎座アクセス
昼の部 11:00開演
『寿曽我対面』(ことぶきそがのたいめん)
11:00~11:46
お正月といえば、これですね!曽我兄弟が仇に出会って、ぐぬぬ!となるというだけの1時間足らずの芝居なのですが、まるで歌舞伎のおもちゃ箱のようにたくさんのキャラクターが出てきて楽しいです。
仇討ちなのに、なぜめでたい演目とされるでしょうか。日本三大敵討ちとして曽我兄弟の仇討ちは昔から知られており、曽我兄弟は神様になって崇め奉られたため、祝祭時には出る演目となっているのですね。神様だから…。
内容の詳しいあらすじや見どころはこちらを見てくださいね!
↓
『陰陽師』(おんみょうじ)
大百足退治 12:21~12:46
鉄輪 1:01~1:52
夢枕獏の『陰陽師』シリーズの中から「大百足退治」と「鉄輪」が上演されます。まだまだ「光る君へ」の余韻が残る今ならより楽しめるかもしれませんね。新作歌舞伎として2013年に上演されたそうですが、装いも新たに登場とのことなので前回見た人も見ていない人もお楽しみに。
『封印切』
2:17~3:40
近松門左衛門の傑作。上方歌舞伎に出てくる主人公はヒーローでもなんでもなくて弱い心だったりでどこか共感を感じさせてくれるもの。梅川忠兵衛は、どうして心中にまで追い詰められてしまうのでしょうか。ぜひ観ていただきたいです。
あらすじ・見どころはこちら
夜の部
『熊谷陣屋』
4:30~5:58
これは時代物。平家物語の中に熊谷直実が平敦盛を討ったというお話がありますが、それをもとに作られました。実は直実は平敦盛を討っていなかった。では誰を討ったのでしょう。またそれはなぜだったのでしょう。名作です。
あらすじみどころはこちら
『二人椀久』(ににんわんきゅう)
これは所作事。踊りになります。傾城松山に入れあげて座敷牢につながれてしまった久兵衛はいつしか発狂してしまいます。実話が元になっていますよ。
呆然自失のようになっている久兵衛が現れ松山を思い踊りながら、木の根元で眠ってしまうと、夢かうつつか松山が現れて踊ります。
廓での楽しかった日々の思い出の中、二人はうっとりと踊りますが、長くは続きません。いつしか松山は消えてしまい、後に残された椀久は悲しみの中倒れていきます。
今回は久兵衛を右近。松山太夫を壱太郎。
『大富豪同心』
昨日のスペシャルもばかばかしくて面白かった!
これはもう肩肘張らずに楽しめるのでは?
卯之吉はもちろん中村隼人。幸千代と二役です。
このほか、美鈴は壱太郎
清少将が巳之助
三国屋徳右衛門が鴈次郎
渡辺いっけいが演じていた荒海三右衛門が幸四郎です。
この中で特に私が期待しているのは、清少将の巳之助です。
松也が出ないのは残念ですね。
11回も卯之吉、幸千代の早替わりがあるそうなので、これまた楽しみ。キリリとした幸千代(剣の達人)と卯之吉(ほんわかまったり)は眉毛がずいぶん違うようです。瞬き厳禁で楽しみましょう。
上演スケジュール
初日1月2日(木)→千穐楽1月26日(日)
休演日8日(水) 16日(木)
チケット金額、売り場
1等席18000円
2等席14000円
3階A席6000円
3階B席4000円
1階桟敷席20000円
チケットは、歌舞伎座下木挽町広場チケット売り場、または
チケットWeb松竹https://www1.ticket-web-shochiku.com/t/
にて購入できます。
歌舞伎座アクセス
◯ 東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅[3番出口]
◯ 東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅[A7番出口]徒歩5分
◯ JR・東京メトロ 東京駅 タクシー10分
ではお楽しみに~♪歌舞伎座でお会いしましょう~♪