「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

澤潟十種の内 浮世風呂 ~華麗に踊る風呂屋の三助に惚れるのは、なめくじ?

6月の歌舞伎座、昼の部の二つ目の演目は「澤潟十種の内 浮世風呂」です。 楽しくて、粋で、素敵な舞踊劇です。 概況 配役 お話と見どころ 概況 「澤潟十種の内 浮世風呂」は舞踊劇。昭和12年に二世猿之助(今の猿之助のひいおじいさんです)によって初めて演…

名月八幡祭 六月大歌舞伎 昼の部

6月の歌舞伎が始まりました♪ 木挽町広場には、短冊が飾られていました。 さて、本日は昼の部を観てきました。 まずは「名月八幡祭」。 登場人物 ☆美代吉―(演じるのは笑也) 深川でも指折りの人気を誇る芸者。三次にくびったけ。三次につぎ込みすぎて借金で…

幼児なのになぜ?歌舞伎俳優の子供たちがりっぱに舞台を全うできるワケ

5月には歌舞伎座において寺島しのぶさんの長男寺嶋眞秀(てらじままほろ)ちゃんが初お目見えしましたね。そのどんぐりのような可愛らしいお目々に悩殺された人も多いのでは? 千秋楽まで無事に演じ上げたのも立派でしたね。 眞秀ちゃんだけではありません。…

シネマ歌舞伎の楽しみ方と2017年度上映スケジュールについて

みなさん。こんにちは~。 通の方はもちろん、歌舞伎初心者の方にはぜひぜひ一度は行っていただきたいのが、「シネマ歌舞伎」です。 なぜオススメなのか、その理由と2017年度の上映スケジュールをオールアバウトでアップしましたので、ぜひ参考にしてくださ…

夏休み親子企画 国立劇場各館 続々予約開始しています。

みなさん、こんにちは~。 「うちの子は、まだ小さいから歌舞伎は無理」なんていう人がいますが、実はそんなことはないんですよ。小さい子の方が、まっすぐな感性で捉えられたりするので、ぜひ小さな時から見せてあげて欲しい。とはいえ、子供料金がないから…

「猿若江戸の初櫓」と「梅ごよみ」

5月28日(日)Eテレで夜9時から、2月に歌舞伎座で上演された「猿若江戸の初櫓」と「梅ごよみ」が放映されます。とてもすばらしいので、可能な方はぜひご覧下さい。 「猿若江戸の初櫓」は、明るくて楽しめます(30分)。 この演目は、中村座の創始者であ…

神田松之丞さんについて書きました

講談師、神田松之丞さんについて書きました。 講談ってむずかしそうだと思っているかた、ぜひトライしてみてください。 迫力ある落語くらいに思っていただければよいのではと! 詳しくはこちらに! https://citrus-net.jp/article/22025

4月の歌舞伎一幕見ツアーは20日です♪

こんにちは! 4月も中盤になってしまいました。 今月の歌舞伎ツアーは、20日に行います。 昼の部の一番最初の演目「醍醐の花見」です。 今のこの時期に、満足に花見ができなかったというかた、歌舞伎座で花見はいかが? 慶長3年に実際に豊臣秀吉が催した花…

3月の一幕見ツアー「どんつく」終了しましたヽ(´▽`)/

昨日、一幕見ツアー終了しました。 ゲストさんもとっても歌舞伎を楽しんでくれたので、私もうれしかったです~。 「これからの人生の楽しみがひとつ増えました」なんてコメントをいただき、私も感激です。 昨日のスケジュールは、チケットとってから一幕見ま…

3月の歌舞伎一幕見ツアーは、24日♪「どんつく」をいっしょに観ましょう。

今月の歌舞伎の一幕見ツアーは、昼の部最後の演目、「どんつく」を観ます。 3月24日に行います。一幕見のチケットをとったら、歌舞伎座の周りをブラブラまわり、歌舞伎座ギャラリーで遊んでから、心ウキウキと「どんつく」を観ましょう。ぜひ、ご一緒に♪…

3月歌舞伎座 昼の部 明君行状記・渡海屋・どんつく 

歌舞伎座昼の部、明君行状記・渡海屋 大物浦・どんつくを観てきました。 【明君行状記】 血気盛んな青地善左衛門(亀三郎)のハリのある声のいいこと。殿様を尊敬しているんだけれど、本当に尊敬に値する殿様なのか本心を知りたいという随分一本気な若者。 …

今月の一幕見ツアーは22日に開催します♪

こんばんは。 桃太郎が大変な話題で、先日の特番テレビ出演のあとは、あっという間にチケットは完売しましたね。 今日は、勘九郎さん、勘太郎クン、長三郎クンが「徹子の部屋」、「NHKスタジオパーク」と連チャンで出演していたので、またチケット争奪がヒー…

梅ごよみ

平成29年2月猿若祭。夜の部。「梅ごよみ」。これは、為永春水の人情本「春色梅児誉美」、続編「春色辰巳園」を原作としたもので、昭和2年に歌舞伎座で初演されたときの台本をもとに上演されています。粋な辰巳芸者「仇吉」と「米八」、「お蝶」が、いなせ…

「門出二人桃太郎」は今からチケットを取れるのか?

さて、1月が終わりました。歌舞伎ファンにとって1月は興奮の坩堝。財布と時間のやりくりを考えつつ、嬉しい悲鳴をあげながらどこへいつ行こうか迷ってしまうのです。東京の場合、新橋演舞場・国立劇場・浅草公会堂、そして歌舞伎座と4つが4つとも「これは…

とことん「一幕見」についての記事をアップしました。

歌舞伎というと「上演時間が長すぎてツライ」「チケットが高い」と遠ざかる人が多いようですが、約1000円で見られる一幕見。 そのものはなんとなく知っていても、チケットの取り方などを知らない人も多いので、メリット・デメリット、チケットの買い方、そし…