「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

【1月29日】「仮名手本忠臣蔵七段目」と「藤戸」放映!NHK古典芸能への招待

毎月Eテレで月末に放送されているNHKの「古典芸能への招待」

 

今月末1月29日は、昨年9月、歌舞伎座秀山祭で上演された3部です。

仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」と「藤戸」です。

 

とてもよかったので、皆様ぜひご覧ください。

 

仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」は、

大星由良助 仁左衛門

お軽 雀右衛門

平右衛門 海老蔵(当時)

です。まあ由良之助の仁左衛門のすばらしいこと。

あらすじは、こちらで詳しく。秀山祭のときの観劇の感想は書いてなかった!

munakatayoko.hatenablog.com

藤戸はこちら!菊之助又五郎です。

munakatayoko.hatenablog.com

作品の背景からあらすじ、みどころ、感想までガッツリ書いているので、ぜひ読んでいただきたいです。

 

実際の舞台をご覧になった方も多いかと思いますが、最後の揚幕前での悪龍が苦しんで成仏する様は、見えた方は限られるのではないかと思うので(2階3階からは見えないし、1階でも上手側の席だとよく見えなかったのでは?)、今回のテレビ放映楽しみですね。

 

菊之助、昨年は活躍しましたねえ。藤戸が頂点かと思いきや、最後に揚巻がありましたもの。

単に美しさだけではなく、藤戸では吉右衛門の作品に対する思いを継承するという志がはっきりとみられるところが素晴らしいと思います。

皆様もお楽しみに。