本日25日(木)より、市川男寅、中村鶴松、26日(金)より中村福之助、歌之助が無事復帰できるというニュースが入りました。
いつも淡々とした歌舞伎美人のニュースではありますが、休演のお詫びのときは哀しそうに見えるし、こうやって復帰のニュースの時は、心なしか胸を張ってうれしそうに見えるから不思議です(笑)。
ともかくよかった。おめでとうございます。
特に福之助、歌之助の二人にとっては、単に
「復帰やったぞ!」だけではなく、勘九郎、七之助のあとで本役に戻るというキツイプレッシャー。
生半可な気持ちではできませんね。本来代役というのは、本役の役者より格下の役者がやるもの。それをこの非常事態で格上の役者にやっていただくことになって、評判も当然よく、そのあとに戻るという、そのプレッシャーを考えただけでも震えが来るような気持ちがします。どうか、頑張ってください。
あとは團子、染五郎ですね。
同じような状況で、今闘病中。どんな気持ちでしょうか。
そして、私。本日3部観劇です。猿弥ちゃんの梵太郎、見届けてきます!
実は、猿弥さん、もちろん評判いいのですが、ふざけすぎて演技過多になっているのではないかと密かに心配していたのですが(何様!?)、昨日のこちらの記事を読んで安心しました。
猿之助曰く
鉄則として、代役の人はふざけてはいけないんです。周りは色々いじってもいいけど、代役の人がふざけてやると本当にオチャラケになってしまうから。代役はあくまで真面目にやるというのが、僕の唯一の方針です。
がっちりと猿之助が締めてくれているんだなと安心しました。
同じ記事の中では「幕を締めるという選択肢はなかった」とのこと。本当に頭が下がります。
それでは行ってまいります。