またまた残念なニュース。片岡仁左衛門丈、病気のため6月は休演となりました。
仁左衛門休演
6月は、にざたまの「与話情浮名横櫛」が予定されており、今回「源氏店の場」だけではなく、「木更津海岸見初めの場」からあるので楽しみにしていたのですが、残念。休演の理由は、「帯状疱疹」でかつらをかけることができないためとのことでした。
帯状疱疹って昔はかかると大変痛くて、治るのも時間がかかったようですが今は特効薬もでき、だいぶ軽く済むように聞いています。それにしても疲れやストレスが原因のことも多いとも聞きますので、どうぞお大事に。
かなりここのところ出演も多く、お疲れは無理からぬところ。
なんて他人事みたいに言っていますが、ついつい仁左衛門が出ると聞けば色めき立ってしまい、チケットも奮発してしまう私のような輩が多くいるからこその、出演回数の増加でしょうから、体調不調の一端はこちらにもあるのかと。しょぼん。にざ様もしょぼんとしているのであろうなあ。お気の毒に。
どうぞ無理をなさらず、養生していただきたいものです。
演目差し替え「ふるあめりかに袖はぬらさじ」へ
そして!通常は主役が休演となれば、代役がでるものですが、今回はなんと演目差し替え。
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」を玉三郎がドーンと出してくれるとのこと。
これはおもしろいから、大歓迎。私はシネマでしか見ていないので楽しみです。
ちょっとだけ心配なのは、シネマで観ていたのでセリフはよく聞こえたけれど、セリフは多いので歌舞伎座の3階までちゃんと聞こえるかしらってこと。
まだ詳細は発表されていませんが、今のところ出ている情報では、
芸者お園 玉三郎
通辞藤吉 福之助 (シネマでは獅童)
とのこと。いいじゃないですか!
福之助くん、抜擢続きですね。
雪之丞さんは、「切られ与三」(「与話情浮名横櫛」)で久々に歌舞伎座に出る予定でしたが、引き続き「ふるあめりかに袖はぬらさじ」にも出られることになってよかったです!
岩亀楼主人は、がんじろさん。これはいいですねえ!すごくいいと思います。
これからどんどん追加配役が発表になると思いますが、なんにしても歌舞伎座の臨機応変、柔軟な対応力がすごいなと思います。
ゴールド会員チケ取りの翌日の発表だったので、「切られ与三」のつもりでチケットを買ってガッカリされている人もいるようですが、チケットの払い戻しはできるそうです。
あっという間に切られ与三のはいったチラシは回収され、大間の看板も外されたようです。チラシのすり直しなど、また大わらわですね。
ということで、レアなチラシとなったのはこちら。
元気になったら、にざたまでぜひやっていただきたいな。
6月のそのほかの演目はこちら