【追記202209】
202210月より、黙食にて客席およびロビーでの飲食が可能になるに伴い、やぐらのおべんとうを花篭で食べるサービスは終了とのことです。
客席、およびロビーで食べるのはOkです。
詳しくはこちら
https://www.newotani.co.jp/osaka/753/
すでに知っている人は知っているのですが、知らない人は知らないのであえてブログに。
今年になり、歌舞伎座の三部制も定着し、幕間が30分という部もできてきました。なんとなく少しずつ元に戻ろうとしている感もありますが、30分の幕間ってどうしてます?みなさん。
幕間30分食べるな、しゃべるなは酷!
幕間30分で。「食べるな。しゃべるな」とはちと酷。しかも3部なんて、6時半から7時くらいまで幕間があるけれど、外に出ていくにはちと時間が足りないような気がする。さりとて、吉祥や花篭でがっつり食べると、後半眠くなりそうだし、何よりお財布がさむ~い。
ロビーでも席でも食べるのはNG・3部なんて終わるのは9時過ぎ。早く家路につきたい。
え~い。ままよ!と食べずに我慢すれば、観劇中にいいところで鳴る「ぐーぐー」という腹の虫。
どうしろというのだー!と思っていませんか?
やぐらで買って、花篭で食す
そんな人におすすめなのが、「やぐら」でお弁当を買って、「花篭」で食べる。です。
メトロ東銀座駅で中央改札を出てすぐのところにある「やぐら」では1000円前後からお弁当を売っています。そこであらかじめ買っておく。
これね。
いつの幕間で食べたいのかを指定しておけば、あとで花篭に届けておいてくれます。控えのピンクの紙はなくさないように!
観劇の間、お弁当を持ち歩かなくていいのもうれしい。冬は特にコートとか色々あって少しでも荷物は減らしたいもの。
幕間になって3階の花篭にいくと、スタッフがていねいに用意された席までご案内してくれます。1000円のお弁当ですみませんといつも思います(;^_^A
席には先ほど購入したお弁当が「は~い!待っていたよー」と鎮座していてくれる。
席はアクリル板あり、店内では、今月(後半になると来月の)歌舞伎座で上演されている衣裳が飾られています。
食べ終われば、ごみはスタッフが処分をしてくれ、ていねいにお見送り。
お客さんも多少はお話をされていますが、皆さん心得ていらっしゃって、大声を出すでもなく囁き合っている程度です。
ゆっくり食べて、花篭を出て、トイレに行って、サー後半。ちょうどいいお時間です。
花篭はガラガラですが、ロビーに出ると、することもなく立ちんぼでスマホをいじっている人も多いので、知らない人もまだまだ多いのかなあと思います。
そして今月は鮭弁を食べたことがなかったので、1100円を出して鮭弁を買いました。
そこで事件は起こりました!
事件勃発!お弁当なし
いつものように幕間に花篭に行きました。控えの紙を出して案内されたのですが、そこに「はーい!待ってたよ~」のお弁当の姿はなし。
スタッフに「少々お待ちください」と言われて、少々待ったものの、鮭弁は姿を見せず。どうやら手違いがあったもよう。
バタバタと俄にあわただしくなるスタッフ。ぽーっと待つ私。
しばらくすると、スタッフさんが平身低頭でお膳をもって謝りに来ました。手違いで鮭弁は用意されず、すでに今の時点で鮭弁は売り切れてしまいましたと悲痛な顔。
そして、もしよろしければ、かわりにこちらを召し上がってくださいと、鮭弁より数段高額な花車膳を差し出されました。
「いえいえ、そんな!」…と言いつつ受け取った私です。今回ひときわおいしくいただきました。あとで鮭弁の分の料金も返金され、恐縮しつつ、受け取った私です(;^_^A
ちょっと時間が押して忙しかったけれど、おいしくいただき、満喫しました。
今回、このことを紹介するのを迷いましたが、これは本当にレアなことだと思いますので、皆さん安心して観劇+お弁当を楽しんでくださいませ!
多分、この時私は、すごく早い時間に行って3部の幕間を指定したので、そこで手違いが起こったのかなと思います。
とにかく1000円のお弁当の客に対しても最大限の敬意を払って丁寧に接客をしてくれるのでうれしいですよ。
ちなみに2月歌舞伎座の幕間時間は
第1部が12時33分から30分
第2部が2時50分から20分
第3部が6時35分から30分です。
ちょうど食べたいような時間に設定されているのよねえ('◇')ゞ
【追記202209】
202210月より、黙食にて客席およびロビーでの飲食が可能になるに伴い、やぐらのおべんとうを花篭で食べるサービスは終了とのことです。
客席、およびロビーで食べるのはOkです。
詳しくはこちら
https://www.newotani.co.jp/osaka/753/