必ずチケットは前日に用意しましょう!
当日慌てて準備するとともすれば忘れたり、間違えてほかのチケットをつかんだりしてしまうもの。
と偉そうに言ったワタクシですが、先日やらかした。
当日チケットフォルダーからばッとつかんで持って出たチケットは、4月にコロナの緊急事態宣言で中止となって、捨てられずにウジウジと持っていたやつだった。
割と早めに東銀座につき、舞台写真が売り出されているので、行列に並び、2部の写真を丁寧に選んだ。ふらふらしていたら、歌舞伎茶屋で300円のコーヒーが200円になる券をくれたので、そうだコーヒー飲んでおこうと歌舞伎茶屋に入る。この日見る予定だったのは3部で、3部が終わるのが夜8時。飲食店は空いていないからお腹ペコペコになる。しかし今がっつり食べると眠くなるので、コーヒーと共にアンパンを買って食べた。それでも20分前で余裕~と思いつつ、エスカレーターを上ってチケットを出して、よくよく見たら……。
違うチケットだった!
しまった!好事魔多し。入口でスタッフに泣きつくと、「お忘れですね。それでは下のチケット売り場で相談してみてください」とにこやかに微笑まれる。
地下にUターン。チケット売り場で、かくかくしかじかと訴える。歌舞伎会のカードももっていない。自分の番号もわからない。席番号もあやふや。大丈夫か!と思ったが、案外そういう人は多いのだろうか。スタッフも手慣れたもので、私の名前と生年月日を言うだけですぐに、チャカチャカとパソコンで調べてくれた。(スマホでチケットを取ったときのメールもみせたので、席番号と予約番号はわかった。落ち着け)
本人確認できるものを何か見せてくださいと言われ、何もなくてビビったけれど、図書館のカードがあって、それでOKだった。仮のチケットを出してくれて、それは次に歌舞伎座に来るときに本来のチケットと一緒に返してくださいとのことだった。(もしくは郵送)
▲「お忘れ」の、文字も恥ずかし 仮チケット
割とすんなりですんだけれど、隣に同じような人がいて私より前から相談していて、私が終わった後もまたてこずっていた。本人ではないのか「私がー、友達と待ち合わせていたんですけれどー。まだ来なくってー」てな調子で、相当時間がかかりそうだった。チケットないという相談ではなくて、友達が来ないというぼやきだったのか?謎。
本人でない場合は、ちょっと面倒そうなので、どうなのか歌舞伎座に聞いてみたが、予約番号と席番号がわかれば、なんとか照合してくれるそうだ。
たしかに、予約番号も席番号もわからなかったら、お手上げですね。
件のお客様は、無事に観られたかどうか気になります…。
皆さんも、予約番号と席番号は控えておきましょう。そしてチケットはきちんと決まったチケットフォルダーにしまって前日にチケットを準備。しっかりと日時を確認しましょう。はっはっは。自戒を込めて。
無事に3部を観られてよかったです。