「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

新派 小川絵莉さん


たまに歌舞伎以外のコトも書きます。新派だから、ちょっと関係あるけれど。

 

大人未来というコンテンツで書いている50歳以上の生き生きとしている方々に月に1度ずつ取材しているのですが、もうすぐ4年目突入。

今回アップしたのは、33人目。劇団新派で活躍中の小川絵莉さんです。

こちらです。ぜひ読んでくださいね。

https://smtrc.jp/otonamirai/vol33.html

現在「日本橋」の舞台で松子役に取り組んでいる小川さんです。(私ももうすぐ観に行きます。とても楽しみー)

 

小川さんは、物心ついたときから女優になりたいと思っていたそうで、小学生のときから「女優になるためにはどういうコースを歩めばよいか」と考えていて、実際その通りになったのですが、高校のときに初代水谷八重子さんに弟子入りし、新派にはいったんですね。

それ以来、新派一筋。記事には載っていないようなことも、たくさん伺うことができて、とても面白い取材だったのでした。

 

お話を聞いて思うことは「神様って、ちゃんと役割を与えるんだなあ」ということ。

子どもの時からずっと好きなことを続けている人って、魅力的ですよねえ。

 

実は、私と小川さんは高校が同じです。小川さんは中学から入っていて私は高校から入りました。小川さんはすでに女優になる夢を持っていましたから、中学に入学するとすぐに演劇部に入りました。3年後私が高校に入学したとき、ちょっと演劇部にでも入ろうかなと思って、門をたたきに行ったことがあるんです。部室?体育館?どこだろう?忘れたけど。

 

その時に「なに?」と出てきたのが小川さんで、その明るさというか、オーラというか、はち切れそうなエネルギーというか、それが半端なくて、それだけでもう私はへなへなとなって、演劇部には入らず、ハンドボール部という高校から入った子ばかりが入部しているマイナーな部に入ったのでした。なんで、あんなへなちょこだったんだろう?私。(笑)

小川さんはライオンのようなヘアースタイルでお目目が大きく好奇心いっぱいな明るい女の子だったことを思い出します。

すでに書きましたが、小川さんは高校3年のときに、初代水谷八重子に初めて会って、そのまま弟子入りしちゃったのですが、その時に水谷八重子

「まあ、火事場の金時さんみたい」って言われたと聞いて、思わず吹き出してしまいました。あー、わかるよわかる。火事場の金時だったよ、あの頃のあなたは…と。

 

もしあの時に私が演劇部に入っていたら…?どうなったかなあ?思うにやっぱり私は裏方というか、シナリオ書く方に回っていたような気がします。

 

で、結局小川さんとは、卒業以来1度も会っておらず。

でも新派で頑張っていることは知っていたから「大人未来」でぜひ取材したいなと思い、友達の友達の友達をたよって連絡を取り、おずおずと取材を依頼したところ、快諾をしてくれたのでした。

会って話したらめっちゃ楽しくて、すっかり意気投合。

おいしいお店を教えてもらって、飲んだり食べたり愚痴ったり。同い年の貴重なお友達としてこれから仲良くやって行けそうです。

 

再来週の「日本橋」を観に行きます。

www.shochiku.co.jp

以前玉三郎さんの「日本橋」を観たことがあるので、2回目ですが、今度はどんな「日本橋」になっているでしょう。とても楽しみです。

松子役の小川さんにも期待大です。

マツコ・デラックスじゃないからね!」と小川さん大笑い。

いやいや…。思わず笑っちゃいますよ、その明るさ。

いろんなことを乗り越えて、高校時代とはまた違う明るさの小川絵莉さんです。

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私の誕生日サプライズでお祝いしてくれたー