「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月の振り返り

歌舞伎座は、7月8月がコロナに振り回されててんやわんやだったが9月はほぼメンバーも変わらず初日から千穐楽まで上演できたこと、本当に大変よかった。 9月は秀山祭。観劇パスポートで満喫させていただいた. 10公演見ることができた。喜び…。感謝…。 観劇パ…

『荒川十太夫』上演記念 神田松鯉・神田伯山歌舞伎座特撰講談会~神田松鯉傘寿を祝って

千穐楽を終えたばかりの9月28日(水)、歌舞伎座で『荒川十太夫』上演記念 神田松鯉・神田伯山歌舞伎座特撰講談会が行われました。 ■新作「荒川十太夫」歌舞伎化記念 ■私が松之丞を知ったきっかけ ■歌舞伎座満員 ■安兵衛駆け付け~婿入り ■特別鼎談 ・今回の…

歌舞伎の後のお楽しみ

昨日は久々に、友達と歌舞伎1部。これで見納めかと思うと哀しい! 充実の9月でした。 1部が始まる前に、めでたい焼きをゲット。ドリンクとセットにして幕間に「鳳」に届けてもらいます。めでたい焼きも久々~。3年ぶりくらいかなあ。鳳で食べるのはアツア…

泣ける「藤戸」 背景・あらすじ・みどころたくさん・感想レポ

3部の「藤戸」。初めて観ましたが、とても素晴らしかったです。 あらすじ見どころ感想です。 ■概況 ■平家物語「藤戸」 ■佐々木盛綱、自分が殺した漁夫の母に会う みどころ 品格のある舞台 ■間狂言。 ・みどころ 踊り達者な丑之助と支える米種に心和む ■悪龍…

買ってよかった観劇パスポート

観劇パスポートなるものを松竹がこの9月に初めて販売した。松竹歌舞伎会会員のみの限定サービスなので、「初めての歌舞伎を楽しもう」というブログに書くにはふさわしくないかもしれないが、このパスポートを買う前、相当私は逡巡したので、なぜ迷ったか買…

2部 松浦の太鼓 揚羽蝶繍姿 観劇レポ

松浦の太鼓 追善口上 揚羽蝶繍姿 松浦の太鼓 追善口上 松浦の太鼓は、白鸚初役で松浦候。白鸚なりの松浦候を作っていて、吉右衛門の松浦候がイメージにある身としては、あれ?なんだかちがうな的な感じでしたが、あれもまた正解なのでしょう。 あらすじと見…

松浦の太鼓 あらすじと見どころ おもしろいよ

松浦の太鼓のあらすじ・見どころをご紹介します。 わかりやすいので予習もいらないかと思いますが、其角、お縫い、大高源吾の関係だけは押さえておいた方がいいかと思います。お時間がなければ、登場人物だけ読んでおいてくださいませ。 登場人物 あらすじと…

歌舞伎座2階東席〜初めての桟敷席

本日、2階の東席です。はじめての桟敷席に浮かれています。 初めての桟敷席 今月は観劇パスポートを購入したので、行ったことのない席をいろいろ試すつもり。で、2階の東席です。3階の東席は、上手の役者が下手に向かってしゃべるセリフが聞こえ辛かったりし…

【受付開始】作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ 第5回「河竹黙阿弥」

作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ 第5回「作者編」テーマは河竹黙阿弥 申込がはじまりました(^^)/ 毎回、木ノ下さんと田中さんの軽妙な語りと深い洞察が人気の本講座。 今回は木ノ下さんの作者編、テーマは満を持しての「黙阿弥」です! 今な…

今月の銀座百点

2022年9月号の銀座百点。歌舞伎座横の松崎煎餅でゲットしました。お目当ては、百点対談。今月は中村又五郎さんです。山川静夫さんとの対談は、幼い中村光輝時代から播磨屋中村吉右衛門さんとのさまざまな思い出、今月の秀山祭でのお孫さんの初舞台など、とて…

中村吉右衛門 舞台に生きる

家に帰ったら、不在票。 やっと届きました。 中村吉右衛門 舞台に生きる :芸に命を懸けた名優 中村吉右衛門 舞台に生きる: 芸に命を懸けた名優 作者:中村 吉右衛門 小学館 Amazon 予想以上にすばらしい本でした。 内容がものすごく濃いので、少しずつ少しず…

銀座アショカ新宿店

今日は、取材で行ったところが、気づいてみたら大昔の職場の近くだった。 取材が終わって出て見たら、懐かしい店があった。なんと昔よく行っていたカレー屋さん。 銀座アショカ新宿店 毎日お弁当を持って行っていたんだけれど、金曜だけは外で食べようと言っ…

白鷺城異聞 ~あらすじ観劇レポ 秀山祭

初日の秀山祭に行って1部、2部を観劇してきた。 抜けるような秋の空に、胸を張るようにたなびく「秀山祭」の幟。吉右衛門丈の追善とは哀しいことだけれど、せめて青空でよかった。 まずは白鷺城異聞。松貫四(吉右衛門のペンネーム)の構成・演出によるもの…

「尾上菊之丞の会」に行ってきた!

本日は、「尾上菊之丞の会」に行ってきた。いろいろな意味でとても良かったのでご紹介します。 猩々 鏡の松 蝶の道行 八俣の大蛇 最後に 猩々 猩々は伝説の妖精。その中のエピソードの一つが日本に伝わって、能「猩々」ができました。 どれだけ酒を飲んでも…

歌舞伎のチラシあれこれ

歌舞伎座に行くと、今月のチラシ、来月のチラシ、他の劇場のチラシなど、あちこちに置かれています。 お芝居を観る前にぜひ一枚とっておきましょう。チラシから得られる情報はいっぱいです。 ちなみに今月のチラシは写真入りだけれど、来月のチラシはずいぶ…