「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

【あらすじと見所】本日放映、 古典芸能への招待 歌舞伎「魚屋宗五郎」。見ちゃいけない人もいるぞ!

こんにちは!ヽ(・∀・)ノ宗像陽子です。

本日、Eテレ21:00~23:00まで。
古典芸能への招待 歌舞伎「魚屋宗五郎」/創作舞踊「にっぽん まつりの四季」
古典芸能への招待 - NHK

とても面白いので、ぜひ多くの人に観ていただきたいです♪

ただ、この演目を決して観てはいけないひとがいるのでご注意です!

「魚屋宗五郎」を決して観てはいけない人。それは、

現在アル中で治療中の人・及びその家族、酔っ払いにひどい目にあってトラウマがある人 などです。
家族だったら「なんで、今まで禁酒していたのに、そこで飲ませちゃうわけ!?」ってマジで腹がたってしまうかもしれません。
アル中で禁酒中の人だったら、間違いなく飲みたくなります。

酒好きの人ならOK! ちなみに私はめっちゃ好きなので、もう観てて笑ってしまいます。

菊五郎が素晴らしすぎて、泣けます。

魚屋宗五郎
原作 河竹黙阿弥

【出演】
◎魚屋宗五郎 菊五郎 酒乱のため現在禁酒中。ふだんはまじめで温厚な魚屋。殿様の屋敷に奉公に出た妹お蔦が不慮の死をとげる。

◎宗五郎女房おはま 時蔵 宗五郎の妻。
◎おなぎ 梅枝 宗五郎の妹お蔦の死の真相を告げに来る。
◎酒屋丁稚 寺嶋眞秀 お酒を届けに来る。

岩上典蔵 市蔵 お蔦に横恋慕、さらに御家横領の悪巧みまで画策中。
磯部主計之助 松緑 お蔦を囲っていた殿様。


【あらすじ】
魚屋を営む宗五郎の家が暗く沈んでいるのは、宗五郎の妹が、奉公先で、若者と不義を働き手討ちになったというニュースがきたため。
一家は悲嘆にくれるが、宗五郎は「理由があって手討ちになったのであれば仕方がない」と堪えている。→シラフだととても思慮分別のあるオトナな男なのだ。

そこに、妹お蔦の同僚おなぎがやってきて、お蔦が殿様に手討ちにあった真相について語る。

当初聞いていたのは「浦戸紋三郎と不義」ということだったのに、実はそうではなかった。
お蔦に横恋慕をしていた岩上典蔵が、お蔦を無理やり口説き、その窮地を浦戸紋三郎が救ったことで、岩上が両人を恨む。その上、岩上は御家横領を企んでいた密談をお蔦に聞かれてしまったこともあり、紋三郎とお蔦のスキャンダルを言い立てた。

そのため、お殿様磯部主計之助が怒って、お蔦を手討ちにしたというのだ。

さあ、その話を聞いた宗五郎、怒りに震えてどうしようもない。

おなぎが持たせた来た酒(この酒を届けに来る丁稚が眞秀くん)を飲まずにはいられない。

グングングビグビお酒を飲み続け、ついに酒樽は空っぽに!

お屋敷に行ってくるという宗五郎。とめる女房や若い衆。
えーい、うるせーと、酒樽をブンブン振り回して、ヨロヨロとお屋敷へ。

お屋敷に行って大暴れして、挙句の果てにグーグーと寝てしまう宗五郎。


最後の場面では、酔いが覚めて、またおとなしくなって面目なくショボちんとなっている。
お手打ちにされることも覚悟するが、殿様の方が詫びてくれ、しかも岩上典蔵を成敗することを約束してくれ、お見舞い金をもらって、ほっとする

というお話。荒すぎるかしら。

【見所】

【その1】
菊五郎ならではの名演。この人でなければ!の当たり役です。

酔っ払っていく過程がうまい。酔うに従って、鬘も変えているんですよ。

三味線のチャンカチャンカという調べに乗って、クイクイ飲んでいくところ、もう酒好きならたまりません。

酔うほどに性格が変わっていくところも見所です。

最初は思慮深く温厚なのに、お酒を飲んだらベランメエになって、酒樽を持って大暴れ。

うわ~~っと周りは止めたり、逃げたり、大騒ぎです。

酒癖の悪い人、あなたの周りにもいますよねえ。笑。

それは誰ですか? 親きょうだいですか?上司ですか?友達ですか?それともあなたですか?

迷惑ですけれど、どうも憎めませんね。江戸の昔も今も変わらないなあと思うと笑っちゃいます。

【その2】


かわいい眞秀くん(寺島しのぶ長男)が酒屋の小僧として出ていますよ。とってーもかわいいです。
投げキッスなんてしませんが、きちんとお役を演じています。

 

今晩9時はEテレで。10時半くらいまでの予定です。

 

ではでは~。