こんばんは。
桃太郎が大変な話題で、先日の特番テレビ出演のあとは、あっという間にチケットは完売しましたね。
テレビで見ると、本当に勘太郎クン、長三郎クン、かわいいですねえ。
そして、とても素直にスクスクと育っている感じで好感が持てました。
どうしてもみようと思ったら幕見しかないということで、幕見も大変な賑わいのようです。桃太郎を見ようと思ったら、午前中にはいかないとむずかしそうです。
そんな中、幕見ツアーの詳細を決めました(^_^;)
桃太郎が出ない昼の部です。
2月22日(水)昼の部の一番最初の演目「猿若江戸の初櫓」を観ます。
10時半チケット売り出しなので、9時45分集合。
申し込みはこちらから。
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一幕見で観る「猿若江戸の初櫓」は、とても明るいわかりやすくてめでたい30分ほどの舞踊劇、といっていいのかな。ですので、どうぞ初めての方でも気楽にご参加くださいね!
ポイントは3つくらい。
★ひとつは、楽しいめでたい踊りを、ただただ気楽におおらかに楽しんで♪
★もう一つは、この演目は、中村座の創始者である初代中村(猿若)勘三郎を主人公にしているんですね、出雲の阿国と道化の猿若(初代勘三郎)が、江戸でめでたく猿若座として歌舞伎を演じることを許される、めでたやめでたや…という内容。
つまり、踊る勘九郎にとっては、自分の存在意義の大元であるような演目、
「これは、今日の猿若でござる!」と言うセリフにも、万感の思いがこもっているように思えます。
あるとき幕府のご用船が建造されて、江戸に入港させようとしたのだけれど、あまりにもバカでかくて、船をこぐ漕ぎ手たちの拍子があわなかったんですって。
それで奉行の命令をうけて初代の勘三郎が船の先にたち、音頭をとったところ、あまりにもその音頭が上手で、みんなの櫓拍子もピッタリ合ってぶじに船は入港。そこでご褒美にもらった幕から「柿・白・黒」の幕を考案して中村座の定幕になったそう。
そんなエピソードを元に作られたこの30分ほどの演目は、だから中村家にとってはとても大切な宝物のような演目なんですね。
そんな気持ちをわかった上で見ると、より一層興味深いかもしれません。
★最後のポイントですが、これが一番大事?笑。
この演目にはかわいい桃太郎は出てきません!!
お間違いのないように。
ではでは~。ご応募お待ちしております~。