オールアバウトの記事をアップしました。
今回は、「今、歌舞伎がわかりやすくなっている!?」です。
先日、ラジオ番組(ジップFM)から表題のようなことについて取材を受けたことがきっかけです。「なるほどー。そういうことに興味があるのかー」と思い、取材でいったようなことをまとめて記事にしました。
もともと歌舞伎には新作というジャンルがありますから、今が特にわかりやすいということはないと思うのですが、確かに、スターウォーズ(2月)、あらしのよるに(9月)、ワンピース(10月)と、なんかもうこれでもかってくらいアニメやら絵本やらを原作にしたものが多いですね。
でも、100年後まで上演されるのかといえば、すばらしい作品だけが残るのであって、こういう作品が出てきたので、歌舞伎界の演目が、このように変わっていくということはないんです。
いろいろチャレンジして、間口を広くして、今まで歌舞伎を観たことのない人やアニメをきっかけに日本びいきになった外国人なども、気楽に観られることはいいことですよね。結局駄作は生き残りませんし。
そんな「今の新作歌舞伎の流れ」について書いています。
さて、明日は歌舞伎を観に行きます。秀山祭。9月大歌舞伎昼の部。
秀山祭というのは中村吉右衛門の功績をたたえる催し。始まったのは2006年というから意外と最近なんですね。
双蝶々曲輪日記は、昨年文楽で、それから今年4月に中村座で観ましたが、そのどちらでも上演していない序幕の場面の上演とのことで楽しみです。