「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog

すばらしき日本の芸能、歌舞伎。初心者にわかりやすく説明します♪

廓文章 吉田屋~あらすじと見どころ

さて、今月昼の部で最もおすすめなのは、こちら 「廓文章 吉田屋」です。 ■概況 ■登場人物 ■簡単あらすじ ■もう少し詳しいあらすじ ■見どころ■ ★伊左衛門の登場 ★傾城の中の傾城!夕霧 ★上方和事の色男とは ★ふすまの演出 ★現代でも通じる?恋人あるある 今…

1月の一幕見ツアー

みなさん。こんにちは! 海老蔵さんが襲名するということが昨日発表されました。 カンカンも新之助を襲名するとか。 来年は大変な歌舞伎ブームが巻き起こりそうですね。 さて、大ブームが来る前に、少しでも歌舞伎に触れておきましょう! 1月の一幕見ツアー…

新派 小川絵莉さん

たまに歌舞伎以外のコトも書きます。新派だから、ちょっと関係あるけれど。 大人未来というコンテンツで書いている50歳以上の生き生きとしている方々に月に1度ずつ取材しているのですが、もうすぐ4年目突入。 今回アップしたのは、33人目。劇団新派で活躍中…

2018年歌舞伎ベストテン

みなさま。あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いします。 年が明けた途端に昨年の話で恐縮ですが。。。 2018年ベストテン発表。個人的なもので、好みに偏っています(笑)。 時系列でのベストテンなので、1位は決めてません。 ベスト…

『於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)』柳島妙見~大詰めまで 2018年歌舞伎座12月昼の部

大阪で起こったお染・久松の心中事件がベースのベース。「新版歌祭文」などで劇化されたが、「於染久松色読販」は、舞台を江戸に移し、四世鶴屋南北が1813年(文化10年)江戸森田座で初演。七役早替わり(7人の登場人物を次々と一人で早替わりしてみせる)、魅…

幸助餅

ファン心理は、前月の「お江戸土産」に通じるところもあり、最後は、落語の「芝浜」に似たあたたかな人情にほろり。 ・何といっても、悪人が一人も出てこないから、とっても温かな気持ちになれます。気ぜわしい年の瀬に、こういうお芝居を観ると、落ち着いて…

幕見と お土産処木挽町と喫茶室檜 一般開放

昨日はtabicaの歌舞伎ツアーを開催しました。 幸か不幸か、おひとりの参加。で、めっちゃお客様に合わせてカスタマイズしました。 当初、「幸助餅」を見る予定でしたが、実は「お染久松の序幕だけ、先週観た」とおっしゃるので、それなら、2幕目と大詰めをみ…

中村種之助 花道会セミナー

今日は歌舞伎座3階「花篭」で開催された花道会セミナーに参加しました。 花道会セミナーは、花道会会員ではなくても単発で参加することができます。 今月、昼の部も夜の部も出番がある忙しい中、種之助氏の登場。 どんな装いで来るかな~と思ったら、スーツ…

二代目 中村吉右衛門写真展 @銀座ミキモト

先ほどちょこっと書きましたが、今銀座ミキモト本店で、「二代目 中村吉右衛門写真展」を開催中です。銀座に行かれることがあればぜひ寄ってみてください。 銀座ミキモト本店は銀座駅からすぐ。7階のミキモトホールは、それほど広いスペースではないのですが…

tabica 一幕見ツアー開催しました。

先日tabicaのツアーを開催しました。 この日のお客様は、おふたり。おひとりは品のいい女性の方で、もう一人はビジネスマン。女性は、なんと熊本の方。3人のお孫さんの子守をするために、頻繁に上京しているそうです。双子を含む3人姉弟となればなかなか大変…

楼門五三桐 歌舞伎座夜の部

わずか15分の演目なのに、目にも心にも焼き付く。そんな演目です。 一幕見でみれば、たったの500円! はじめての歌舞伎にいかが~? ただし4階席だと、最後に五右衛門が見切れちゃいます! まずは、解説を~~。 ■作者: 初代並木五瓶 ■初演: 1778(安永7年)…

第6回 歌舞伎懐かし堂「暫」 ~第12代團十郎の襲名披露

昨日は「歌舞伎懐かし堂」に初めて行ってきました。 「暫」の衣裳は60キロ ばかみたいに豪華な配役 ▲木挽町広場は、もうクリスマスムード♪ 「歌舞伎懐かし堂」は歌舞伎座ギャラリーで不定期に開催されるイベントで、松竹が撮影所蔵している舞台映像の上映会…

中村歌昇 歌舞伎夜話 10月16日

去年の7月以来という中村歌昇丈の歌舞伎夜話。私は今回が初めてでしたが、実は花道会のトークには参加したことがあります。あれはいつだったかな。そのときより、ずっと中身が濃く、ものすごく成長されたんだなと感じました。 歌舞伎座ギャラリーは現在、来…

『三人吉三巴白浪』 あらすじと見どころ

2018年10月の歌舞伎座は、18世中村勘三郎の追善興行です。 昼の部夜の部、大変面白くなっておりまする。 昼の部のしょっぱなは、三人吉三巴白浪です。 作者は河竹黙阿弥です。幕末から明治にかけて、300以上もの作品を書きました。 初演は1860年(万延元年)、…

今月の一幕見ツアーは10月15日です

こんにちは。怒涛の9月がおわり、早くも10月も1週間終わってもうた。 今月の一幕見ツアー。15日月曜に行います。 tabica.jp 観る演目は、「三人吉三巴白浪」です。 とっても有名で、知らない人はいない?そんなことないですよね。 知らない人もたくさんいる…